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中期ウェールズ語 : ミニ英和和英辞書
中期ウェールズ語[ちゅうき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
中期 : [ちゅうき]
  1. (n-adv,n-t) middle period 
: [き]
  1. (n,n-suf) period 2. time
ウェールズ : [うぇーるず]
 【名詞】 1. Wales 2. (n) Wales
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 

中期ウェールズ語 : ウィキペディア日本語版
中期ウェールズ語[ちゅうき]
中期ウェールズ語 (英語:Middle Welsh, ウェールズ語:Cymraeg Canol) は,12 世紀から 14 世紀にかけてのウェールズ語の呼称であり,これはそれ以前のどの時期よりもずっと多くの文書が残されている.この形のウェールズ語は古ウェールズ語から発展したものである.
中期ウェールズ語はほとんどすべて現存しているマビノギオンの初期写本の言語である.ただしマビノギオンの物語じたいは確実にさらに古い.中期ウェールズ語はまたウェールズ法の写本の大部分の言語でもある.中期ウェールズ語は,若干の困難はあれ今日のウェールズ語話者にとって十分に理解可能なものである.
中期ウェールズ語の音韻論は現代ウェールズ語のそれとかなり似通っているが,少数の差異はある (Evans 1964).u の文字は今日,北部ウェールズ方言では , 南部ウェールズ方言では  の音を表すが,中期ウェールズ語においては円唇中舌狭母音  を表していた.二重母音 aw は,中期ウェールズ語ではアクセントのない最終音節において見られたが,これは現代ウェールズ語では o に変わっている (例:中期ウェールズ語  = 現代ウェールズ語 「騎手」).同様に,中期ウェールズ語の二重母音 ei, eu は最終音節において ai, au に変わった (例:中期ウェールズ語  = 現代語 「7」,中期ウェールズ語 = 現代語 「太陽」).
中期ウェールズ語の正書法は標準化されておらず,同じ音のつづりかたに関して写本間で大きな差異がある.中期ウェールズ語のつづりと現代ウェールズ語のつづりのあいだの差異にはいくつかの一般原則が立てられる (Evans 1964).たとえば,所有代名詞 ei「彼の,彼女の」および前置詞 i「……へ」は,中期ウェールズ語ではかなり広く y とつづられ,それゆえ定冠詞 y や間接関係小辞 y と同じつづりになっている.それゆえ y gath のような句は,中期ウェールズ語では ''the cat ''の意味 (これは現代ウェールズ語と同じ) か ''his cat'' の意味 (現代語では ei gath) か曖昧である.有声閉鎖音 /d, g/ は語末では t, c の文字で表された (例:diffryt「守る」(現代語 diffryd),redec「走る」(現代語 rhedeg))./k/ の音は母音 e, i, y の前では非常にしばしば k とつづられた (現代ウェールズ語ではつねに c とつづられる.例:中期ウェールズ語 keivyn = 現代語 ceifn「またまたいとこ ''third cousin''」)./v/ の音は通常 u または v とつづられたが,語末では f とつづられた (現代ウェールズ語ではこれはつねに f とつづられる.例:中期ウェールズ語 auall = 現代語 afall「リンゴの木」). の音は通常 d とつづられた (現代ウェールズ語ではこれは dd とつづられる.例:中期ウェールズ語 dyd = 現代語 dydd「日」). の音は r とつづられ,それゆえ  と区別されなかった (現代ウェールズ語ではこれらはそれぞれ rh と r として区別される.例:中期ウェールズ語 redec と現代語 rhedeg).
== 文法 ==
直説法能動態現在

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中期ウェールズ語」の詳細全文を読む




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