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ヴァンウォール : ミニ英和和英辞書
ヴァンウォール[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ヴァンウォール : ウィキペディア日本語版
ヴァンウォール[ちょうおん]

ヴァンウォールVandervell Products Ltd)は、かつてF1に参戦していたコンストラクター。1958年に制定されたコンストラクターズ・チャンピオンシップの初代獲得者である。ヴァンウォールという名称は、母体であるヴァンダーベル社とその商標「シンウォール」を組み合わせて命名された。
==沿革==

=== 参戦の理由 ===
ヴァンダーベル社の創業者トニー・ヴァンダーベルは、アメリカ人技術者が開発したベアリングを「シンウォール(''Thinwall'':「薄い壁」)」と名付け、イギリス国内で特許を取得した。この技術は内燃機関の高回転化に貢献し、第二次世界大戦中の戦闘機のエンジンなどに使われ、ヴァンダーベル社の事業を成功させた。
レース愛好家であるヴァンダーベルは、フェラーリの市販スポーツカーの顧客としてエンツォ・フェラーリと交際していた。また、スクーデリア・フェラーリのF1マシンを譲り受け、「シンウォール・スペシャル」と名付けて国内レースに出走させていた。フェラーリ初の自製エンジン、ティーポ125にシンウォール・ベアリングが使われるなど、両者の関係は親密なものであった。
ところが、その関係にひびが入る。ある日、ヴァンウォールは購入車の故障のクレームを言いにフェラーリの本拠地モデナを訪れたが、多忙を理由に3時間半も待ちぼうけを食わされた。バンウォールはエンツォのあしらいに立腹し、レースで見返すことを決意する。後援していたBRMのプロジェクトが難航していたこともあり、自らコンストラクターを設立してF1に参戦することとなった。
ちなみに、フェラーリへの不満が動機という点では、後のランボルギーニのスポーツカー開発も同類である。エンツォは顧客をぞんざいに扱う性癖があり、その不遜さが幾つもの因縁を生み出している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴァンウォール」の詳細全文を読む




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