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ヴァニラ・ファッジ : ミニ英和和英辞書
ヴァニラ・ファッジ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ヴァニラ・ファッジ : ウィキペディア日本語版
ヴァニラ・ファッジ

ヴァニラ・ファッジ (Vanilla Fudge) は、アメリカ合衆国のロックバンド。バンドのオリジナル・ラインナップはヴォーカル/オルガンのマーク・スタイン、ヴォーカル/ベースのティム・ボガート、ヴォーカル/リードギターのヴィンス・マーテル、ドラムスのカーマイン・アピスで、1966年から69年まで5枚のアルバムを発表、70年に解散した。その後は様々な構成で再結成を繰り返し、現在はスタイン、マーテル、アピスのオリジナルメンバーと、ツアーから引退したボガートの代わりのピート・ブレミーの4人で活動している。バンドは「サイケデリックとヘヴィメタルのリンクとなった数少ないアメリカのバンドの一つ」とされる〔Allmusic.com 〕。
バンド名の由来は、当時のアメリカで販売されていたアイスクリームの商品名。2006年10月には、ロングアイランド・ミュージック・ホールで殿堂入りをした。
バンドのスタイルはいわゆる「アート・ロック」に属している。
1960年代後半、ベトナム戦争に端を発した価値観の転換が契機となって、芸術や音楽の分野でも、「アングラ」や「サイケ」、「ヒッピー・ムーブメント」といった動きが登場した。そんな中、約3分前後で終わるラジオ向け作品であったポピュラー音楽の在り様に対して不満を抱いた者が、演奏時間や表現手段の拡大を目指して様々な作品を発表し始めた。その流れのひとつとして、ヴァニラ・ファッジを捉えることが出来る。
この「ラジオ・メディアの都合を無視した長時間の作品」という流れは、1970年代前半に全盛期を迎えた「プログレッシブ・ロック」に受け継がれることとなる。

==歴史==
スタインとボガートはリック・マーティン & ザ・ショウメンという地元バンドで活動していた。二人はラスカルズのスウィンギン・サウンドとオルガンの洪水に感銘を受け、マーテルとバンドのドラマーであったジョーイ・ブレナンと共に、自身のバンドを結成することを決めた。当初彼らはバンド名をザ・ピジョンズとしたが、1966年にブレナンに代わってアピスが加入、バンド名もヴァニラ・ファッジと改名した〔。バンドはその後、ルッケーゼ一家のメンバーでニューヨークでいくつかのクラブを経営していたフィリップ・バジーレによって「発見」されマネージメントを受ける。最初の3枚のアルバム(『キープ・ミー・ハンギング・オン』『ザ・ビート・ゴーズ・オン』『ルネッサンス』)はラスカルズを通じて知り合ったシャドウ・モートンがプロデュースした。レッド・ツェッペリンが1969年初めに最初のアメリカ・ツアーを行ったとき、彼らはいくつかのショーでヴァニラ・ファッジをサポートしている。
バンドの最大のヒット曲は「キープ・ミー・ハンギング・オン」である。ファースト・アルバムからシングル・カットされた同曲は、元々はシュープリームスが唄って全米No.1となった曲だが、3分くらいだったオリジナルを、スローで色彩感の強い7分の曲にアレンジし、フル・ヴァージョンを収録したアルバム、及びレコード会社の意向で3分ほどに短縮されて収録されたシングルとも全米6位まで上昇した。また、日本でも日産・180SXの前期型のCMソングに使われていた。この曲のメインヴォーカルを担当したのはマーク・スタインである。
ヴァニラ・ファッジのメンバーはビートルズのファンであり、「涙の乗車券」と「エリナー・リグビー」を含む彼らのナンバーをカヴァーした。デビューアルバムの最後には「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」の一節「''there's nothing to get hung about.''」が引用されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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