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ルードウィヒ・B : ミニ英和和英辞書
ルードウィヒ・B[るーどうぃひびー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ルードウィヒ・B : ウィキペディア日本語版
ルードウィヒ・B[るーどうぃひびー]

ルードウィヒ・B』は、手塚治虫による漫画。『コミックトム』(潮出版社)に1987年6月号より1989年2月号まで連載され、作者の死去により未完となった。
== 概要 ==
ドイツ古典派の音楽家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンを主人公に、その生涯を作者の観点を加えた人物史的に著した音楽漫画である。手塚の伝記漫画としては、同じく『コミックトム』に連載されていた『ブッダ』(1972年 - 1983年)に続くものであり、『ブッダ』の連載終了後、次回作も同じく伝記物で行くことを編集部との打ち合わせで決めていたという。このとき主人公の候補としては、手塚の最も尊敬する漫画家・アニメ作家であるウォルト・ディズニーなども候補に挙がっていた。また、手塚はこの作品の以前にも『少女コミック』誌で音楽漫画『虹のプレリュード』(1975年)を連載していた。手塚の音楽好きは有名であり、自身でもピアノが弾けてプロ並みの腕を持っていた。仕事部屋にはピアノを置き、時々仕事の気分転換に弾いていたといわれる。
作品の特徴としては、ベートーヴェンを主人公視点としてその成長を描く一方で、他方ではフランツの視点でも彼のエピソードを描いていることにある。特に作品中盤のフランス革命戦争のエピソードでは、全2巻のストーリー中およそ1/3に迫る分量を費やしている。このことから、手塚がフランツを「もう一人の主人公」として二元的に作品を描いていこうとしていたことが伺える。
潮ライブラリー『ルードウィヒ・B』(潮出版社)には手塚自身によるコラムも載っており、「ベートーヴェンは自分も好きな音楽家であり、自分と似ているところが多い」と語っている。また、実際にボン市内のベートーヴェンの生家に行ったことを載せている。手塚は『三つ目がとおる』でも「雲名(うんめい)警部」というベートーベンそっくりのキャラクターを出演させている(交響曲第5番『運命』のもじり)。また、『七色いんこ』でも「エロイカ警部」という名前で同じキャラクターを出演させている〔当時『エロイカ』を執筆中の池田理代子との対談の際にそれを知った手塚は、その作品にはベートーヴェンは登場するのかと訊ねたという。逆に池田は手塚がベートーヴェンを主人公にした作品を執筆中と知って、連載誌と題名を教えてほしいと言ったが、手塚ははにかんで教えてくれなかったという。〕。
この作品は『グリンゴ』『ネオ・ファウスト』と共に手塚の絶筆になった作品の一つである。手塚は胃癌で亡くなったが、まだ胃癌だとわかってない頃に、『コミックトム』編集者の竹尾修が手塚の仕事場に行くと「1時間描くともう疲れちゃって、横にならないとダメなんです。」と辛そうに仕事をしていたという。そして、手塚は入院してからもベッドの上で仕事を続けた。入院後、竹尾が手塚の病室に行くと手塚は「ペンが重たくて、今の自分の状態だとペンが持てないんです」「代筆になっちゃってどうもすいません。本当にお疲れ様でした。」と優しい静かな口調で言い、原稿を渡した。それが竹尾が最後に聞いた手塚の言葉であった。原稿は『ルードウィヒ・B』の最後回(未完のため最後に描かれた回)になった〔佐藤敏章編「神様の伴走者」2010年〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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