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ルボーク : ミニ英和和英辞書
ルボーク[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ルボーク : ウィキペディア日本語版
ルボーク[ちょうおん]

ルボーク()とは、ロシアの民衆版画17世紀半ばに誕生し、18世紀初頭のピョートル大帝時代(ロシアの近代化・西欧化の時代)に社会の各階層の支持を受け流行した。主に市場や街頭で行商人によって安く売られ、農民家屋の室内装飾としてイコンの脇などに飾られた。昔話宗教的物語、風刺、戦いの場面、日常生活の一場面など世俗的ながら多岐にわたる題材がとりあげられ、庶民の娯楽や啓蒙といった役割を果たしていた。
素朴な構成と粗雑なつくりを特徴とする木版画(後に銅版画リトグラフ)で、作者不詳のものが多く「非芸術的」「三流絵画」とも評価されたが、20世紀初頭のロシア・アヴァンギャルド芸術運動やロシア革命のポスター・看板のプロパガンダデザインとして一時復権した。現代においても新聞広告や民芸品、飲食料品のラベルデザインなどにルボーク的な図柄をみることができる。
== 概要 ==

ルボーク()という語は、もともとロシア語で「植物の内皮(靱皮)」を意味するの指小形である〔研究社露和辞典, p.950 および の項〕。ロシアではこうした樹皮を使ってラープチ()とよばれる草鞋のような農民靴を編んだり、籠や収納箱がつくられてきた。また15世紀ごろ白樺の樹皮に手紙のように文字や絵を書いた「」とよばれるものも発見されており、樹皮は当時紙の代用品として或いはものづくりの素材として一般的なものであった。ルボークという語が民衆版画の意味をもつようになるのは19世紀になってからで、それまでは「プロストヴィク(単純な人々向け)」や〔横田 (1989), p.22〕、制作地名から「モスクワもの」「トヴェリもの」など様々な名前で呼ばれていた〔坂内 (2006a), pp.10-11 〕。
大きさはA3サイズのものが標準的だが、大きなものでは1メートル四方のものもある。一枚絵のものから四枚絵、さらには冊子状のルボーク本と呼ばれるものもあった。初期の木版画では色の種類も3~4色と多くは無く、安価な大量生産品の為、塗り方も雑なものが多いが、19世紀半ばには多色刷りのものも現れた〔坂内 (2006a), pp.12-13 〕。
題材には、昔話寓話聖書などの宗教的物語、ツァーリとその家族、小説、戦いや災害の場面、珍しい動物、国内外の事件・出来事、日常生活の一場面など生活環境にみられるものほとんどすべてが取り上げられたが、時代によって好まれた題材に違いがあり、19世紀前半からはルボークが検閲の対象となるなど、題材の変遷がみられる。なお、同じくロシアで中世以降みられる宗教的表現としてイコンがあるが、娯楽的・教育的要素を主とするルボークは、宗教的機能のみをもつイコンとは別の役割を担い、区分された〔坂内 (2006a), pp.13-14 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルボーク」の詳細全文を読む




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