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リーンの闇砦 : ミニ英和和英辞書
リーンの闇砦[りーんのあんさい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [やみ]
  1. (n,adj-no) darkness 2. the dark 3. black-marketeering 4. dark 5. shady 6. illegal 
: [とりで]
 (n) fortress

リーンの闇砦 : ウィキペディア日本語版
リーンの闇砦[りーんのあんさい]
リーンの闇砦〜黒き髪の人形使い〜』(リーンのあんさい〜くろきかみのにんぎょうづかい〜)はテーブルトークRPG(TRPG)『セブン=フォートレス』のリプレイ作品。ゲームマスター(GM)兼リプレイ執筆は菊池たけし
フォーチューンの海砦』に続く「砦シリーズ」リプレイ第三弾として、『ゲーマーズ・フィールド』4号(1997年3・4月号)~19号(1999年9・10月号)に全15回で連載され、後にゲーム・フィールドから単行本、富士見書房富士見ドラゴンブック)、エンターブレインファミ通文庫)から文庫としてまとめられた。イラストは連載時、単行本版、富士見ドラゴンブック版は四季童子、ファミ通文庫版は石田ヒロユキが担当している。
==概要==
製品版『セブン=フォートレスRPG』(いわゆる『Ver.3.30』。以下『(ルール)第一版』)を使った初のリプレイとして連載された作品である。『セブン=フォートレス』シリーズのリプレイは『アルセイルの氷砦』『フォーチューンの海砦』の二本が過去に『RPGマガジン』に連載されていたが、それらは製品前のテストバージョンのルールによるものであり、ゲームバランスもまともなものではなく、ユーザーに対してのゲームルールの教本としてはまったく役に立たないものであった。そこで、第一版の実際の運用の実例の紹介として連載が始められたのがこの『リーンの闇砦』である。
しかし、連載の中盤からシステムが第一版から『セブン=フォートレス Advanced』(以下、『Ad』)のテストバージョンに切り替わり、以後本リプレイは『Ad』のテストプレイとして行われるようになった。結果的には『闇砦』もまた砦シリーズリプレイの伝統である「テストプレイの風景をリプレイ化した作品」であるといえる〔ただし、連載開始時期と『Ad』の発売時期から考えると、はじめから『Ad』へのルール切り替えは想定されていたと思われる。そういう意味ではこのリプレイ作品は第一版の遊び方の実例を示すこと以上に、第一版と全く遊び方が異なる『Ad』の遊び方を第一版のユーザーに対して伝えるリプレイ、と言う位置づけであったと言えるだろう。〕。
リプレイ収録セッション中のゲームシステムのバランスは過去二作よりはるかに安定している。前半は製品版のルール第一版が使われているし、後半で使用されている『Ad』のテストバージョンも、テストバージョンとはいえまともなゲームバランスとなっていた。
しかし、ストーリー展開は「砦シリーズ」の中でも最大級の「大荒れ」となっている。セッション中に重要な場面にプレイヤーキャラクター(PC)が立つたびに、PCのロールプレイ、戦闘のダイス目、ノンプレイヤーキャラクター(NPC)との相性判定などが裏目に働いて、GMもプレイヤーも予想していない結果を導いている(詳細は#「大惨事」への道の節を参照)。これらの出来事が積み重なった結果、本リプレイはPCの一人がラスボスになるという意外な展開を迎えることになる。
掲載雑誌はF.E.A.R.のゲームサポート雑誌『ゲーマーズ・フィールド』に移っている〔背景には、『フォーチューンの海砦』が完結した1995年に『マジック:ザ・ギャザリング』(MtG)日本語版が発売されたのを受け『RPGマガジン』がMtGを始めとするトレーディングカードゲーム中心の内容に移行し、他のTRPG専門誌も相次いで廃刊に追い込まれたという事情がある。このためF.E.A.R.は子会社として「ゲーム・フィールド」という出版社を立ち上げ『ゲーマーズ・フィールド』を創刊した。ファミ通文庫版上巻p243。〕。リプレイの連載期間自体は2年半ほどとなるが、『ゲーマーズ・フィールド』が隔月刊のため、『フォーチューンの海砦』ほど長いストーリーにはなっていない。むしろ本編に当たるストーリー自体は短めであり、連載の約1/3は『Ad』のルール紹介という名目で行われた「ダンジョン編」〔タイトルで言えば第5話「扉の向こう側」と第6話「造られた命・壊れた命」に当たる。〕で占められている。この「ダンジョン編」は連載期間で言うと1年弱も続けられているのだが、ルールの紹介としてはかなり優れた内容となっており、菊池たけしの軽快な文体も相まって傑作の声も高い〔菊池たけしのダンジョンもののリプレイは次作『森砦』や『アリアンロッドRPG』シリーズなど数多いが、『闇砦』のダンジョン編はコメディリリーフを強調して描かれており、ドタバタ喜劇として他にないノリになっている。〕。本作以降、「砦シリーズ」リプレイは『ゲーマーズ・フィールド』で展開されることとなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リーンの闇砦」の詳細全文を読む




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