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菊池たけし : ミニ英和和英辞書
菊池たけし[きくち たけし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きく]
 【名詞】 1. chrysanthemum 
: [いけ]
 【名詞】 1. pond 

菊池たけし : ウィキペディア日本語版
菊池たけし[きくち たけし]

菊池たけし(きくち たけし、1968年9月13日 - )は、テーブルトークRPG読者参加ゲームを手がけるゲームデザイナーライターファーイースト・アミューズメント・リサーチ(F.E.A.R.)の創設メンバーにして現在、副社長。
テーブルトークRPG関係の記事を書くライターとしては日本を代表する人物の一人。特にTRPGリプレイ作家として著名である。
通称は「きくたけ」〔名前を全て平仮名で表記した際の誤記を元にした自虐ネタとしてちくたけも誌面に登場したことがある。〕、「変熊」、「アメリカおばけ」(由来は#人物像参照)「マグロ」というものもある。これは多忙が極まり会社での泊り込みを行う時に、布団にも入らずに事務所の床で直接仮眠をとるという性癖からつけられた愛称である。その様子が「陸揚げされたマグロのようだ」ということであり、決してアダルトな意味ではない。楽屋ネタを描いた漫画にも、菊池とスタッフがマグロの姿で仕事場の床に倒れている姿が度々描かれている。この愛称から菊池たけしのファンクラブは「T.U.N.A.」と名づけられた。
「TRPGリプレイと読者参加ゲーム専門の局地戦用物書き」を自称しているが、ゲームデザインからコラム執筆までマルチな才能を持つ人物でもある。
==経歴==
学生時代はウォー・シミュレーションゲーム少年で、主にツクダホビーエポック社(LECカンパニー)のゲームを友人たちと嗜んでいた。1985年にシミュレーションゲーム雑誌『シミュレイター』新1号に掲載された『ローズ・トゥ・ロード』のリプレイ「七つの祭壇」(著者は藤浪智之)をゲーム仲間であった鈴木猛から見せられ強い衝撃を受ける。このときからテーブルトークRPGとリプレイに強い関心を持つようになった。声優池田秀一は高校が同じ母校で大先輩にあたる。菊池は池田の演じたアニメ『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブルのファンであり、シャアのオマージュキャラクターをリプレイに登場させたり〔一例として「宝玉の七勇者」(『セブン=フォートレス』リプレイ)のクロトワが挙げられる。〕、アニメでの台詞を使う事もある。『ナイトウィザード・ファンブック パワー・オブ・ラブ』のドラマCDでは実際に池田が出演している。なお、前述の高校の大先輩と知ったのは、このドラマCDの収録後の事である。
後に様々なゲーム雑誌に記事を投稿するようになり、それが縁でいくつかのゲーム雑誌(『シミュレイター』『タクテクス』など)でウォー・シミュレーションゲームやテーブルトークRPGの記事を書くようになる。記事を掲載するにあたって、ゲームサークル「サークルゆど~ふ」(後に「スタジオ世界館」)として菊池が文章を書き鈴木猛がイラストを描くコンビ形式で活動するようになった。初めての商業誌でのリプレイ記事は、『シミュレイター』(新)に連載されたウォー・シミュレーションゲーム宇宙戦艦ヤマト』(バンダイifシリーズ参考 )。最高潮の盛り上がりで迎えたクライマックスでの艦隊戦が階下の母親の「たけしー、ごはんよー」の一言で休戦されて宇宙に平和が訪れたというオチである。
RPGマガジン』上でサークル内の出来事を面白おかしく書く形式で人気を集めていたが、同誌に連載したRPGリプレイ記事「アルセイルの氷砦(ひょうさい)」が人気を博したことから、一躍看板ライターとなる。後に『コンプRPG』や『マル勝PCエンジン』などにも数多くの記事を連載するようになり、雑誌記事ライターとして多忙を極めるようになる。
しかし、「アルセイルの氷砦」に続いて連載されたリプレイ「フォーチューンの海砦」の連載中にサークル内の人間関係のトラブルによってプレイヤーの半分が途中で脱落して入れ替わるという前代未聞の事件(フォーチューンの海砦#プレイヤー交代事件参照)が発生し、これがきっかけで菊池と鈴木の関係も決裂。これ以降は菊池たけし単独で活動し、記事ごとに別のイラストレーターと組むようになる。
1993年にF.E.A.R.(ファーイースト・アミューズメント・リサーチ)の創設とともに同社のメンバーとして参加。以後は「スタジオ世界館」名義ではなく「F.E.A.R.」名義で活動するようになった(初期は雑誌記事の著者名に「菊池たけしとスタジオ世界館/F.E.A.R.」というように両方の名前が併記される時期もあった)。
1990年代末期の「テーブルトークRPG冬の時代」(テーブルトークRPG関係の出版が同時期に停滞した数年間のこと)において、多くのテーブルトークRPG雑誌が休刊。また、他分野の雑誌でもテーブルトークRPGや読者参加企画ページの需要が減り、菊池がメディアに表出する機会は減った。この頃の菊池はF.E.A.R.のスタッフとして同社のゲーム製作に関わっていたり、コンシューマゲームの脚本や、『E-LOGIN』で読者参加企画を担当するなどしていた。
2000年代に入り、TRPG第2作である『ナイトウィザード』が発売されたことをきっかけに、彼のリプレイが富士見ドラゴンブックファミ通文庫で販売されるようになる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「菊池たけし」の詳細全文を読む




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