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リーナスの法則 : ミニ英和和英辞書
リーナスの法則[りーなすのほうそく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 

リーナスの法則 : ウィキペディア日本語版
リーナスの法則[りーなすのほうそく]
リーナスの法則(リーナスのほうそく、Linus's Law)とは、同じ名前が付けられているものの、次の人物らが述べた、それぞれともに内容が異なる経験則を指す。エリック・S・レイモンドフリーソフトウェアバグをコミュニティが探し出すことに対し、この法則の存在を語っており、リーナス・トーバルズ自身は、コーディングなどプログラマに関するモチベーション、動機付けについて、この法則の存在を述べている。
== エリック・レイモンドによるリーナスの法則 ==
レイモンドによるリーナスの法則は、彼のエッセイならびに書籍、『伽藍とバザール』("''The Cathedral and the Bazaar''", 1999年)にて主張したソフトウェア開発における法則である〔
〕〔
〕。リーナスに敬意を表し彼の名前が付けられている。
この法則は、「十分な目ん玉があれば、全てのバグは洗い出される」("Given enough eyeballs, all bugs are shallow")、もっと格式ばって言うと、「十分なベータテスターと共同開発者がいれば、ほとんど全ての問題は、すぐさま明らかになり、すぐさま修正される」("Given a large enough beta-tester and co-developer base, almost every problem will be characterized quickly and the fix will be obvious to someone.")と主張している。コードのプロジェクトへの受け入れに関する同意を得て、コミュニティが合意形成(コンセンサス)に到るためには、コードを複数のプロジェクトの開発者に説明することになるが、それは、ソフトウェア・レビューの単純な形式のひとつである。この事実に対し、研究者、専門家はバグやセキュリティ問題の発見におけるレビュー・プロセスの効果を繰り返し示しており〔
〕、そしてそれは単にテストを行う以上に効率が良いとされる。
オープンソースの敵対者はこの法則を批判しており、(テスターに比して)開発者の規模が効率的な作業を行うのに十分ではないと主張している。たとえば、''Facts and Fallacies about Software Engineering''〔
直訳すると「ソフトウェア・エンジニアリングにおける事実と誤謬」。日本語翻訳された書籍:「ソフトウエア開発 55の真実と10のウソ」(ISBN 978-4822281908)
〕という書籍において、ロバート・グラス(Robert Glass)は、リーナスの法則を、オープンソース運動における''マントラ''(のようなお題目)であるのは間違いないが、それが誤解を生んでいるとも述べている〔
〕。彼は、彼の研究により、コードを監査する人間が過剰なほど多く存在する場合は、多くのバグは潰されていくことが分かったが、同時に、それはこの法則が述べていることを支持するものではない、と主張している。興味深いことに、クローズドソース開発に関する専門家は、ソフトウェアプロジェクトの開発において、厳重にコードの独立性を担保するよう推進しているが、これにより法則の概念を暗黙のうちに支持している〔
〕〔
〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リーナスの法則」の詳細全文を読む




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