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リレーションの正規化 : ミニ英和和英辞書
リレーションの正規化[りれーしょんのせいきか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ただし, せい, しょう]
 【名詞】 1. (logical) true 2. regular 
正規 : [せいき]
  1. (adj-na,n,adj-no) regular 2. legal 3. formal 4. established 5. legitimate 
正規化 : [せいきか]
 (n,vs) normalise
: [か]
 (suf) action of making something

リレーションの正規化 : ウィキペディア日本語版
リレーションの正規化[りれーしょんのせいきか]
リレーションの正規化(リレーションのせいきか)は、関係データベース (リレーショナル・データベース) において、正規形と呼ばれる形式に関係 (リレーション) を準拠させることにより、データの一貫性の維持と効率的なデータアクセスを可能にするリレーション設計を導くための方法である。正規形には様々なものが存在するが、いずれにせよ、正規化を行うことにより、データの冗長性と不整合が起きる機会を減らすことができる。
多くの関係データベース管理システム (RDBMS) は、論理的なデータベース設計とデータを格納する物理的な実装方法とが十分に分離されていないので、完全に正規化されたデータベースへのクエリ(検索質問)はパフォーマンスが良くないことがある。このような場合、パフォーマンスを向上させるためにデータの一貫性の低下と引き換えにあえて非正規化されることもある。
== 正規形の定義の解釈 ==
ある正規形であるためには、ある時点でたまたま関係 (リレーション) 中にあるすべての組 (タプル、行) の値がその定義に当てはまるだけでは十分でなく、過去及び将来において、そのリレーション中の組に増減があっても、定義から外れることがないように属性 (列、カラム) が定義されていることを要する。
注意すべきは、実際の関係データベース管理システム (RDBMS) では、属性(列)の定義域 (ドメイン) に合致する限りでリレーション(表、テーブル)の中にどんな値からなる組(行)でも入れることができるが、ここでの議論は「リレーションにはそれぞれの属性に対応した現実の事象を表す組としてシステム要件上あり得るものだけが入る」という暗黙の制約が仮定されていることである。言い換えれば、正規形の定義では各属性の値が属性ごとに一定の意味を持っていることが仮定される。これは、正規化が、与えられたある特定の要件に対して、ある特定の妥当な設計を導くための方法であることに由来する。
例えば、気象観測システム内に という列からなる気温観測テーブルがあるとき、 といった気温の観測データと考えられるものだけが入ると考え、システム要件から見てあり得ないもの、例えば といったあり得ない気温を持つ行や、政治家の誕生日、氏名、身長を表す といった行が入ってくることはないと仮定される。そのような仮定をすればそれぞれの定義の課する条件を常に満たすといえるとき、それぞれの正規形であるというのである。
以上の理由により、あるリレーションの形式的な定義を見ただけでは、それが正規形であるかどうかを判断することはできず、それには各属性の意味ないしそれに関するシステム要件を知る必要がある。ただし、この種の議論を行うとき、属性などに付けられた名前が自己説明的であるときは、いちいちそれらの意味を明示的に定義しないのがふつうである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リレーションの正規化」の詳細全文を読む




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