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ランチア・ベータ : ミニ英和和英辞書
ランチア・ベータ[らん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
ベータ : [べーた]
 【名詞】 1. beta 2. (n) beta
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ランチア・ベータ : ウィキペディア日本語版
ランチア・ベータ[らん]

ベータ(''Beta'' )は、イタリア自動車メーカーランチア1972年から1984年まで製造・販売した乗用車である。
==解説==
ベータは1969年10月にフィアット傘下に入って初の完全な新型車で、前身のフルヴィア以来の前輪駆動は継承しつつも、フィアット・124125と共通の設計のDOHCエンジンと5速ギアボックスジアコーサ式に横置きに搭載、フィアット・128で実績のあるマクファーソンストラット式四輪独立サスペンションを持ち、従来の特異な設計思想から、以後ヨーロッパの小型乗用車の主流となる設計コンセプトへの転換が図られた。しかし、設計チームは全員旧ランチアから選抜されて編成され、フィアットとは異なる乗り味の、良くバランスの取れたスポーティな上級小型車という位置付けであった。ただし、この時期のイタリア車の宿命ともいえるとは無縁ではなく、特に英国ではクレーム対策の失敗からメディアにも大きく取り上げられ、その後のランチア販売不振、1990年代半ばの英国市場撤退。この結果、ランチアの右ハンドル仕様が生産されていないことの遠因ともなった。
ボディは当初独特な6ライト・ファストバックスタイルのセダン(ベルリーナ)一種であったが、1973年6月には自社デザインによる美しいクーペ〔『80年代輸入車のすべて- 魅惑の先鋭 輸入車の大攻勢時代』三栄書房、100頁参照〕、1974年にはカロッツェリアザガートが架装するタルガトップ式のスパイダー1975年にはスポーツワゴンのHPE(High Performance Estate)が追加された。また、ミッドシップ化したシャシーピニンファリーナ・デザインのボディを着せた2シータースポーツカーモンテカルロも派生車種として登場した。セダンは1980年になって、ノッチバックスタイルの「ベータ・トレヴィ」となり、1979年から復活した伝統的なのモチーフのフロントグリルと、まるでクレーターのような特異なデザインのダッシュボードに変更された。
エンジンは当初DOHC 1,600 cc と1,800 cc で出発したが、1976年フルヴィアの最終モデルであったクーペ1.3Sが消滅する際に廉価版の1,300 cc が追加、同年のマイナーチェンジで上級の2,000 cc が追加され、1981年にはスーパーチャージャー(ルーツブロワー)付きのVX(ヴォルメックス)モデルも追加された。

ファイル:LanciaHPESide.jpg|HPE
ファイル:Lancia Beta Monte-Carlo orange vr TCE.jpg|モンテカルロ
ファイル:Lancia Trevi VX 002.JPG|トレヴィVX
ファイル:Lancia beta interior.jpg|トレヴィのユニークなダッシュボード


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ランチア・ベータ」の詳細全文を読む




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