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ラデオン : ミニ英和和英辞書
ラデオン
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ラデオン ( リダイレクト:AMD Radeon ) : ウィキペディア日本語版
AMD Radeon

Radeon は、AMD社が開発するGPUを搭載したビデオチップ、ビデオカード、およびそれらの製品シリーズ名である。
「Radeon」の米国 AMD 社における読みは「レイディオン」だが、日本ではローマ字読みの「ラデオン〔RADEON とは - コトバンク 〕」や「ラディオン〔RADEONとは - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典 〕」をはじめとして多様な呼称が用いられ、しばしば「ラデ」と略して呼称される。
== 歴史 ==

RadeonはATI Technologies社のビデオチップ「Rage」シリーズの後継製品で、当時性能面で先んじていたNVIDIA社のGeForceシリーズの対抗製品として登場。しばらくは苦戦が続いたが、Radeon 8500で並び、そしてRadeon 9700 Proで一歩抜きん出た。一時は奪われたシェアを取り戻した以降も、より高速な PCI Express バスの採用やマルチGPU環境を実現するCrossFireなど技術向上に余念がなく、同じく性能向上のめざましい NVIDIA の GeForce シリーズとは互いに抜きつ抜かれつの競争を繰り広げている。
対応する主なリアルタイム3DグラフィックスAPIはMicrosoft DirectX (Direct3D) とOpenGLだが、 (GCN) 世代のRadeonではMantleと呼ばれるAMD独自のローレベルAPIにも対応している〔AMD独自グラフィックスAPI「Mantle」の詳細が明らかに。理論上はGeForceのMantle対応も可能!? - 4Gamer.net 〕。なお主にDirectXに最適化されているRadeonに対して、OpenGLに最適化された業務用途・HPC向けのAMD FireProシリーズ製品も存在する。
PlayStation 4Xbox Oneに搭載されているAMD APUには、GCNアーキテクチャのRadeonベースGPUが搭載されている〔【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】PlayStation 4で採用されたAMDのGCNアーキテクチャ 〕 〔【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】PS4とXbox Oneのアーキテクチャはなぜ似通ったのか - PC Watch 〕。
一方で、主に3Dグラフィックスのためのものだったシェーダー機能を動画再生の支援に転用する技術の開発にも注力している。マイクロソフトの (DXVA) にも対応し、メディアプレーヤーソフトとの連携により高画質・高品質な DVD (MPEG-2) やDivXWindows Media Video などの動画を再生する際の CPU の負担を大幅に軽減させた。UVDAVIVO はこうした技術をさらに発展させたものである。Catalyst Omega (14.12) ドライバーからはにも対応している〔その名は「Catalyst Omega」。AMD,Catalystの大規模アップデートを発表 - 4Gamer.net 〕。
またDirectX 11 (DirectCompute) や、OpenCLに対応している製品は、AMD Streamテクノロジーを基盤として汎用演算用途(GPGPU)に利用することもできる。
モバイル用途には省電力技術を搭載し消費電力を低減した「Mobility Radeon」がある。チップセットの開発も進められており、「Radeon IGP」や「RADEON XPRESS」には Radeon のグラフィックス・コアが統合されている。これらチップセット シリーズは ATI が AMD に買収されたことをきっかけに、Radeon の名は冠さなくなった。
Radeon を採用したビデオカードは多くのメーカーから販売されている。テレビチューナを搭載し、ビデオキャプチャ機能を備えた製品が「ALL-IN-WONDER」である。
伝統的に大手PCメーカーへの大量供給に強く、メーカー製PCにおいて幅広いシェアを築いている。主に、AppleASUSDELLMSINECSONYエイサー(Gateway)、エプソンダイレクトヒューレット・パッカード富士通レノボ製のデスクトップパソコン、ノートパソコンにおいて Radeon を採用したビデオカードが搭載されている。
GPUの半導体製造はファウンドリ企業へ発注しており、。
2006年にATIがAMDに買収された後も、しばらくの間はATIブランドが使用されており、Radeon製品もATI Radeonとして販売されていたが、2010年10月発表発売のRadeon HD 6800シリーズからATIブランドが廃止され、AMDに統一された。
デバイスドライバおよびユーティリティ群は AMD Catalyst という名称で提供されている。
HD 5000シリーズ以降すなわちDirectX 11対応のRadeonは、Catalyst 14.4を導入することでOpenGL 4.4に対応できる〔AMD Catalyst™ 14.4 Windows® Release Notes 〕。
Windows 10に搭載されるDirectX 12およびDirectX 11.3に関しては、すべてのGCNアーキテクチャ採用世代においてAPIレベルでサポートされる〔All AMD GCN GPUs Are DirectX 12 Ready - eTeknix 〕。機能レベル (Feature Level) に関しては、Radeon HD 7790やR9 290などのGCN 1.1世代以降でFeature Level 12_0までをサポートすることになる。詳しくは:en:Direct3Dおよび:en:Feature levels in Direct3Dを参照のこと。
なお、AMD OpenCL 2.0ドライバーはGCN第1世代(GCN 1.0)以降のAMDグラフィックス製品と互換性がある〔AMD OpenCL™ 2.0 Driver 〕が、GCN第1世代はOpenCL 1.2どまりとなり、OpenCL 2.0に対応するのはGCN第2世代(GCN 1.1)以降となる〔Can't get any opencl 2.0 samples run from the latest 3.0 SDK. | Community 〕。
Vulkan 1.0に関しては、すべてのGCNアーキテクチャ採用世代においてサポートされることが予定されている〔AMD Radeon™ Software Beta for Vulkan™ Release Notes 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「AMD Radeon」の詳細全文を読む




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