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メソサイクロン : ミニ英和和英辞書
メソサイクロン
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


メソサイクロン : ウィキペディア日本語版
メソサイクロン

メソサイクロン(mesocyclone)とは、スーパーセルと呼ばれる発達した積乱雲において発生する、小規模な低気圧性の循環構造のこと。ちなみに、mesocyclone の発音は「メゾサイクロン」に近く、「メゾサイクロン」と表記されることも多い。
メソ低気圧と呼ばれることもあるが、メソ低気圧には、積乱雲とは関係の薄い、より大きなメソスケール(10~1,000km)の低気圧も含むので厳密には区別される。
== 概要 ==
メソサイクロンの大きさは、直径2~10kmくらいである。この大きさは気象現象の中ではメソスケールと呼ばれる部類に入るので、この名が付いた。
メソサイクロンの循環とは、積乱雲の中で、ある部分を中心に低気圧と同じようなが発生するものである。北半球では反時計回り南半球では時計回りに、周りから中心に向かって風が吹き込む。
メソサイクロンの発生を確かめる手法としては、気象レーダー、特に風向風速を詳細に解析できるドップラー・レーダーがよく用いられる。積乱雲付近での風向や風速の分布が分かれば、メソサイクロンの有無や位置を知ることができる。降雨レーダーでは、メソサイクロンに伴って積乱雲の一部分がコンパクトに回転して、フックエコーと呼ばれる特徴的なエコーが観測されることが多い。レーダーの情報が乏しいか無い場合は、気象観測地点の風や気圧のデータ、雲の観測情報などから割り出すことも可能だが、精度は落ちる。
スーパーセル自体が「メソサイクロンを伴うもの」と定義されている。そのため、数種類あるメソ対流系の分類のうち、メソサイクロンが発生するのはスーパーセルが圧倒的に多い。ただし、シングルセルなどでも弱いメソサイクロンが発生することがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「メソサイクロン」の詳細全文を読む




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