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ミライース : ミニ英和和英辞書
ミライース[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ミライース ( リダイレクト:ダイハツ・ミライース ) : ウィキペディア日本語版
ダイハツ・ミライース[ちょうおん]

ミラ イース(''Mira e:S'')は、ダイハツ工業が製造・販売する軽自動車である。ミラをベースにした5ドアハッチバック乗用車軽セダン)であり、ミラシリーズとしてダイハツの軽乗用車ラインナップのエントリークラスを担う。ミライースの発売と入れ替わる形で生産終了となったエッセ同様、商用モデル(軽ボンネットバン)は設定されていない。
本項では、ベースとなった2009年に発表されたコンセプトカー『イース』(''e:S'')についても合わせて記述する。
== 概要 ==
ミライースは昨今の環境意識や低価格志向の高まりを受け、誰もが気軽に乗れる『第3のエコカー』をコンセプトに開発された。2009年に発表したコンセプトカー『イース』の市販(量販)バージョンである。
ダイハツが持つ既存の技術を徹底的に見直し、車両構造の見直しによる車両の軽量化・トランスミッションの改良・エンジンの改良などで、従来比で40%燃費性能を改善した『e:Sテクノロジー』を採用した〔ダイハツ、30km/Lのガソリン車技術「e:Sテクノロジー」発表 - Car Watch 2011年7月19日〕〔「e:Sテクノロジー」の一部(パワートレーン、改良型「eco IDLE」等)はダイハツが発売する他の車種にも転用され、2011年11月7日にはムーヴのNA車に、同年11月29日にはタント及びエグゼのNA車に、2012年4月9日にはココアとコンテに、同年5月21日にはムーヴ・タント・エグゼのターボ車にそれぞれ採用された。〕。
エンジンは圧縮比の向上やインジェクター噴霧微粒化等により燃焼効率を高め、「i-EGRシステム」を採用するなど、細部にわたる改善を行うことでメカニカルロスを極限まで低減。さらに、電子スロットルによる協調制御を採用することで、運転状況に応じて最も効率の良い状態を維持する。CVTもオイルポンプの高効率化によって排出量を高め、CVT制御圧も低圧化することで動力伝達効率を向上。これによって変速ギア比を最適化(ハイギア化)することでエンジン負荷も低減された。
ボディは安全性や快適な乗り心地を保ちながら、シェルボディを骨格合理化。さらにインパネなどの樹脂部分の薄肉化やシート骨格の軽量化など内装部品の軽量化やアイドリングストップ用CVTの軽量化も行ったことで、ミラの2WD・CVT車に比べ、約60kgの軽量化を実現。さらに、フロントのコーナー形状の改善や床下流速の減速を行うことで空気抵抗を抑え、前述の軽量化やベアリング、ブレーキの改善を行うことで転がり抵抗も低減された〔。
さらに、ムーヴコンテの一部のグレードに搭載されているアイドリングストップ機構「eco IDLE(エコアイドル)」も全車標準装備されているが、ミライースの「eco IDLE」はガソリンエンジンのCVT車では世界初となる停車前アイドリングストップ機能を追加。ブレーキをかけ、速度が7km/h以下になると自動でエンジンを停止してアイドリングストップ時間を増やしたことで燃費を向上。また、専用部品を減らしたことで軽量化・コンパクト化を実現した〔。
これらの技術により、JC08モード燃費において、2WD車で30km/L、4WD車でも27km/Lの優れた低燃費性能を実現した(いずれも発売当初)〔。
一方で、機能の垣根を越えた徹底的な低コスト活動を実施。部材配置・形状・材料選定、仕様を見直したことで部品数の削減や約60kgの車体軽量化により原価低減活動を行ったことで、車両本体価格79.5万円〔北海道地区のみ81.075万円(寒冷地仕様のため)〕〔先代モデルのエッセにおいて、Dグレードよりも低価格のグレードがあった(ECO・FF/5MT 68.2万円)。〕(消費税込・「D」)から122.0万円(消費税込・「Gf」)までのリーズナブルな価格設定を実現している〔。
ミライースは発売以来累計で19万台以上の販売を記録し、ミラシリーズ全体の販売量を伸ばす要因となったことで、2012年(2012年1月~12月)はミラ・ココアを含むシリーズ合計の新車販売台数が218,295台を記録、オリジナルのミラ〔ミライースの影響で、2013年2月の一部改良で乗用モデルはMTのみとなったため、MT需要はオリジナルのミラで吸収する形となる。〕を押さえてミラシリーズの筆頭車種に躍り出た。総合ではプリウスシリーズ(トヨタ自動車)には及ばなかったものの、軽自動車部門では首位獲得となった〔 - ダイハツ工業株式会社 ニュースリリース 2013年1月10日(2013年2月8日閲覧)〕(ただし、年度単位(2012年4月~2013年3月)では年度単位開始月から好調だったホンダ・N-BOXが逆転で新車販売台数第1位を獲得している)。
製造はダイハツ九州大分(中津)工場で行われる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダイハツ・ミライース」の詳細全文を読む




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