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マリベル・ベルドゥ : ミニ英和和英辞書
マリベル・ベルドゥ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


マリベル・ベルドゥ : ウィキペディア日本語版
マリベル・ベルドゥ

マリベル・ベルドゥ(, 1970年10月2日 - )は、スペインマドリード出身の女優である。本名はマリア・イサベル・ベルドゥ・ロリャン()。
スペインでは、『』(1991年)、『ベルエポック』(1992年)、『Los girasoles ciegos』(2008年)、『ブランカニエベス』(2012年)などの演技で知られている。英語圏では、アルフォンソ・キュアロンの映画『天国の口、終りの楽園。』(2001年)でのルイサ役、ギレルモ・デル・トロ監督の『パンズ・ラビリンス』(2006年)でのメルセデス役で知られている。
1984年以来、主にスペインで60本以上の映画に出演しており、また多くのテレビ番組にも登場している。1986年には『ロミオとジュリエット』のジュリエット役で舞台デビューし、以降は演劇と映画の演技を組み合わせている〔。さらに、『Turno de Oficio』や『Segunda Enseñanza』などのテレビ番組に出演することもある。
== 経歴 ==
1970年にマドリードで生まれ、最初はスポーツ雑誌やファッション雑誌のモデルとして活動した。13歳の時、ビセンテ・アランダ監督の『El Crimen del Capitan Sánchez』で初めてテレビに出演する機会を得た〔。15歳の時に学校を辞めて女優の道に身を捧げ、監督の『El sueño de Tánger』で映画女優デビューした〔。モンチョ・アルメンダリス監督の『27 horas』(27時間, 1986年)では麻薬中毒者の少女を演じ、今日までのベルドゥの人生でもっとも強烈な体験となっている。この映画でベルドゥの名が広まり始め〔、フェルナンド・トルエバ監督の『El año de las Luces』(1986年)、監督の『La Estanquera de Vallecas』(1987年)もキャリア初期の重要な作品となった。
アランダ監督の『』(1991年)では、スペイン映画芸術科学アカデミー(AACCE)が主催するゴヤ賞に初めてノミネート(主演女優賞)された。後にベルドゥは、『アマンテス/愛人』での彼女の役が映画女優としてのキャリアのターニングポイントになり、演技者としての成熟につながったと語っている〔。その後、トルエバ監督の『ベルエポック』(1992年)、監督の『』(1993年)、監督の『Canción de Cuna』(1995年)、監督の『Carreteras Secundarias』(1997年)、監督の『』(1999年)、監督の『El Portero』(2000年)、『Oviedo Express』(2007年)などに出演した。
アルフォンソ・キュアロン監督の『天国の口、終りの楽園。』(2001年)への出演で国際舞台でも高みに登り、ギレルモ・デル・トロ監督の『パンズ・ラビリンス』(2006年)でもスペイン国外で認知された〔。『パンズ・ラビリンス』出演後、ベルドゥはアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーの会員に招待された〔。フランシス・フォード・コッポラ監督の『テトロ 過去を殺した男』(2009年)では、ヴィンセント・ギャロ演じる主人公テトロの恋人役として出演した。2010年にはアレハンドロ・サンスが監督した、ラテン・グラミー賞受賞16度の歌手のミュージック・ビデオに出演した。パブロ・ベルヘル監督の『ブランカニエベス』(2012年)は白黒サイレント映画であり、白雪姫の主人公を女性闘牛士に変えてスペイン風に脚色した物語である。この作品でベルドゥは、恍惚の表情で愛人の尻にムチをしならせる邪悪な継母役を演じた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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