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ホックレー少尉事件 : ミニ英和和英辞書
ホックレー少尉事件[くだん, けん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
少尉 : [しょうじょう, しょうい]
 【名詞】 1. second lieutenant 2. sublieutenant 3. ensign 
: [じょう]
 【名詞】 1. jailer 2. gaoler 3. old man 4. rank 5. company officer
: [こと]
 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience 
事件 : [じけん]
 【名詞】 1. event 2. affair 3. incident 4. case 5. plot 6. trouble 7. scandal 
: [くだん, けん]
 【名詞】 1. matter 2. case 3. item 

ホックレー少尉事件 ( リダイレクト:一宮町事件 ) : ウィキペディア日本語版
一宮町事件[いちのみやまちじけん]
一宮町事件(いちのみやまちじけん)は、1945年8月15日玉音放送の後に、千葉県長生郡一宮町で、同地に配属されていた第147師団の歩兵第426連隊が、同日撃墜されたイギリス海軍艦載機搭乗員の志願少尉を殺害した事件。ホックレー事件とも。1947年にBC級戦犯裁判(イギリス軍香港裁判)で裁かれた〔東京裁判ハンドブック(1989) 115頁、岩川(1995) 237-238頁、笹本(2004) 54-80頁。〕。
== 事件 ==
1945年8月15日の午前10時頃、千葉県長生郡西村(現・長南町)の上空で、イギリス海軍の空母インディファティガブルの艦載機が日本軍の戦闘機によって撃墜された。搭乗員だったフレッド・ホックレー少尉は東村(現・長南町)にパラシュート降下して警防団員に捕獲され、東村の教育隊(国民学校)に連行された〔ホックレー機と交戦した日本軍機はホックレー機の墜落地点近くに墜落し、パイロットは即死した(笹本(2004) 59頁)。〕。玉音放送の後、ホックレー少尉は第147師団歩兵第426連隊の岩井本部で教育隊から第426連隊のF大尉、S少尉、H曹長らに引き渡され、午後5時頃、同連隊一宮本部が置かれていた一宮町の一宮国民学校(現・一宮町立一宮小学校)に移された〔笹本(2004) 54-55,57,62-64頁。〕〔ホックレーの殺害現場をひそかに目撃した男性(当時10歳)は、2001年の朝日新聞記事で、一宮に連れてこられた場所は国民学校ではなく男性の自宅であったと証言し(朝日新聞(2001))、笹本(2004)の73・75頁にも紹介されている。〕。
岩井本部からF大尉らが第147師団司令部に英兵捕虜の処遇に関し問い合わせたところ、第147師団の参謀・平野昇少佐は、「連隊で処置せよ」と指示した〔平野少佐は裁判で、「午前中の電話で(護送のため)自動車を手配すると話をしていたので、「連隊で手配してほしい」という意味で「処置せよ」と言ったと主張した。また第426連隊の連隊長・田村昇大佐は、平野少佐が「処分せよ」と指示したと主張した。〕。一宮本部への護送後、第426連隊の連隊長・田村昇大佐はS中尉に処刑を指示し、鶴舞の師団司令部の会合に出席するため外出した。S中尉はH曹長に命じて処刑予定地に穴を掘らせ、F大尉に「田村連隊長から処刑命令が下り、準備ができたので処刑してほしい」旨を伝えた。F大尉はホックレー少尉を山中に連行し、拳銃で撃った後に刀で背中を刺して殺害し、遺体を穴に埋めた〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「一宮町事件」の詳細全文を読む




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