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ペルティエ効果 : ミニ英和和英辞書
ペルティエ効果[ぺるてぃえこうか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こう]
 【名詞】 1. efficacy 2. benefit 3. efficiency 4. effect 5. result 6. success
効果 : [こうか]
  1. (n,adj-no) effect 2. effectiveness 3. efficacy 4. result 

ペルティエ効果 : ウィキペディア日本語版
ペルティエ効果[ぺるてぃえこうか]

ペルティエ効果文部省 (1990) 学術用語集 物理学編。〕(ペルティエこうか、〔)は、異なる金属を接合し電圧をかけると、接合点での吸収・放出が起こる効果ゼーベック効果の逆、電圧から温度差を作り出す現象である。トムソン効果とともに熱電効果のひとつである。ペルチエ効果ペルチェ効果と表記することもある。
== 概要 ==

ペルティエ効果は次のような場合に起こる。異なる 2 種類の金属または半導体n 型p 型)を 2 つの点で接合したものに電流を流す。電流は片方の接点からもう一方に動くとき熱も輸送する。片方の接点は冷やされ、もう一方は温められる。この効果は1834年ジャン=シャルル・ペルティエによってはじめて観察された。トーマス・ゼーベックの最初の発見から 13 年後のことである。
電流 I回路を流れる間、上の接点(点 \mathrm)で熱を放出し、下の接点(点 \mathrm)で熱を吸収する。単位時間当たりに下の接点で吸収される熱量 \dot は以下のようになる。
ここで、Π はペルティエ係数とよばれる係数で、\Pi_\mathrm熱電対全体、\Pi_\mathrm\Pi_\mathrm はそれぞれの物質のペルティエ係数である。特に、p 型のシリコーンは正のペルティエ係数を持ち、n 型のものは負の係数を持つ。
導体は電流が流れる以前の平衡状態に戻ろうとして、一方の接点で熱を吸収し、もう一方で放出する。熱電対は直列につなぐことで、効果を強めることができる。
熱が移動する方向は電流の向きによって制御できる。電流の向きを変えると電子の移動の方向が変わり、熱の吸収・放出量の正負も変わる。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ペルティエ効果」の詳細全文を読む




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