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ベーマガ : ミニ英和和英辞書
ベーマガ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ベーマガ ( リダイレクト:マイコンBASICマガジン ) : ウィキペディア日本語版
マイコンBASICマガジン[まいこんべーしっくまがじん]

マイコンBASICマガジン(マイコンベーシックマガジン)は、電波新聞社1982年から2003年まで刊行していたホビーユーザー向けパーソナルコンピュータ(パソコン)関連雑誌。略称は「ベーマガ」。
== 概要 ==
創刊当時、パソコンといえば、BASICをROM内に搭載、もしくは標準で添付した8ビットパソコンホビーパソコン)やポケットコンピュータが主であった。そしてパソコンの入門といえば、BASICのコマンドの文法からプログラミングまで、実際に動かして習得することであった。本誌はそのような時代を代表する雑誌の一つである。
もっとも特徴的なのは、読者が作成した、ゲームなどのオリジナルのプログラムを掲載している点である。掲載されるプログラムは、その誌名のとおり、基本的にBASICであった。当時はメーカーごとの仕様に基く、互換性のない数十種類のBASICが存在したが、本誌では各機種ごとに対応したプログラムリスト(ソースコード印刷した物)が掲載されていた。読者はこれを自分で入力し、そのプログラムが提供するゲームで楽しんだ。
またゲーム以外にも、カロリー計算やキャラクタエディタなどといった、小規模ながら多岐にわたる「実用プログラム」が掲載されることもあった。1986年頃からは、ゲームメーカーの許可を得て、ゲームミュージックをパソコンで鳴らすプログラムや、楽譜が掲載されるようになった。
I/O」「PiO」、初期の「ログイン」などでは、ゲームは、実行速度の遅いBASICインタプリタではなく、処理が高速でアクションゲームを作るのに有利な機械語を掲載していて、0からFまでの十六進数のダンプリスト、要するに数字の羅列を、その意味も分からずに入力せざるを得なかった。それに対して、本誌が掲載するBASIC、すなわち高級言語は、入力すること自体がBASICの学習になり、入力の動機が「ゲームを遊ぶこと」であっても、プログラムの学習に繋がっていった。
また、製作者から簡単な説明(変数の用途や、アルゴリズムの解説、機械語の解説、ちょっとしたテクニックなど)もあり、一通り動かした後は自分で改造して、プログラミングを学んでいった読者も少なくないようだ。このような性質から、当時はIT業界への登竜門として位置づけられ、実際、このコーナーでの投稿者がそのままコンピューターゲームアプリケーションソフトウェアの本職のプログラマとなった例も多く、また同誌によって育ったゲームライターも少なくない。こういった「ベーマガ卒業生」の代表格としては、ウルフチームに就職しソルフィースを製作したという経歴で本誌に紹介されたBug太郎がいる。
若年者、入門者向けの側面として、大学入試センター試験の数学で出題される「情報処理」分野の解説がある。BASICのブログラムや、アルゴリズムの考え方に特化した試験対策は、他の参考書ではまず見られないものであった。
休刊から7年後の2010年、「ゲームプログラマーの育成に対する多大なる貢献」として「元 『マイコンBASICマガジン』 編集部とプログラム投稿者」が、CEDEC AWARDS 2010(プログラミング・開発環境部門)の最優秀賞を受賞した

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マイコンBASICマガジン」の詳細全文を読む




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