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ブーンバーブ : ミニ英和和英辞書
ブーンバーブ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ブーンバーブ : ウィキペディア日本語版
ブーンバーブ[ちょうおん]
ブーンバーブ''boomburb'')とは、アメリカ合衆国において、高い成長を遂げている大型の衛星都市を指す新語。"boom"(流行・急成長・急発展)と"suburb"(郊外)から成る〔boomburb . ''Oxford Dictionaries''. 2012年9月21日閲覧.〕かばん語(混成語)である。ブームバーブとも表記〔TNプローブニュースレター2002年8月号 〕。2000年代初頭、バージニア工科大学大都市研究所の教授、ロバート・ラングによって定義された。1990年代に定義されたエッジシティと同様に、北アメリカにおける20世紀後半以降の人口動態を現す用語として用いられている。'boomburb'')とは、アメリカ合衆国において、高い成長を遂げている大型の衛星都市を指す新語。"boom"(流行・急成長・急発展)と"suburb"(郊外)から成る〔boomburb . ''Oxford Dictionaries''. 2012年9月21日閲覧.〕かばん語(混成語)である。ブームバーブとも表記〔TNプローブニュースレター2002年8月号 〕。2000年代初頭、バージニア工科大学大都市研究所の教授、ロバート・ラングによって定義された。1990年代に定義されたエッジシティと同様に、北アメリカにおける20世紀後半以降の人口動態を現す用語として用いられている。')とは、アメリカ合衆国において、高い成長を遂げている大型の衛星都市を指す新語。"boom"(流行・急成長・急発展)と"suburb"(郊外)から成る〔boomburb . ''Oxford Dictionaries''. 2012年9月21日閲覧.〕かばん語(混成語)である。ブームバーブとも表記〔TNプローブニュースレター2002年8月号 〕。2000年代初頭、バージニア工科大学大都市研究所の教授、ロバート・ラングによって定義された。1990年代に定義されたエッジシティと同様に、北アメリカにおける20世紀後半以降の人口動態を現す用語として用いられている。
== 定義 ==
ラングはブーンバーブを、1) 市町村として正式に法人化されている自治体で、2) アメリカ合衆国内の上位50都市圏内に位置し、3) 100,000人以上の人口を有し、4) 都市圏内の中心都市ではなく、5) 1970年から2000年までに行われた国勢調査において継続して10%以上の人口成長を遂げてきた都市と定義している〔Lang, Robert E. and Arthur C. Nelson. "The Boomburb Downtown". p.2. Alexandria, Virginia: Metropolitan Institute at Virginia Tech.〕。
注意すべきは、アメリカ合衆国内の大型衛星都市が全て高い成長を遂げているというわけではなく、従って必ず「ブーンバーブ」の定義にあてはまるわけではないという点である。例えば、全米最大の衛星都市であるロサンゼルス大都市圏ロングビーチ2010年国勢調査による人口462,257人)〔American FactFinder . U.S. Census Bureau. 2011年.〕は、1970年代以前から人口が多く、10年ごとの国勢調査における人口成長率が低い(1970-80年から1990-2000年まで順に0.8%、18.8%、7.5%)〔Table 20. Population of the 100 Largest Urban Places: 1970 , Table 21. Population of the 100 Largest Urban Places: 1980 , Table 22. Population of the 100 Largest Urban Places: 1990 . U.S. Bureau of the Census. 1998年6月15日.〕〔''Table 2. Incorporated Places of 100,000 or More, Ranked by Population: 2000''. U.S. Census Bureau. 2001年4月2日. (PDFファイル / Microsoft Excelファイル )〕ため、「ブーンバーブ」には含まれない。ニューヨーク大都市圏の古くからの大型衛星都市であるニュージャージー州ニューアーク(277,140人)〔に至っては、1970年代から1990年代に人口が減少し続けており(-13.9%、-16.4%、-0.6%)〔〔、やはり「ブーンバーブ」には含まれない。
逆に、アメリカ合衆国内において高い成長を遂げている都市は全て衛星都市というわけでもないが、「ブーンバーブ」はあくまでも衛星都市に対してのみ用いる用語である。例えば、ラスベガスは1970年の国勢調査時点での人口が125,787人に過ぎなかったが、1970年代から1990年代に高成長(30.9%、56.9%、85.2%)〔〔を遂げ、2010年の国勢調査では人口583,756人〔を数える大都市に成長した。しかし、ラスベガスは都市圏の中心都市であるため、「ブーンバーブ」には含まれない。同市の衛星都市であるノースラスベガスは「ブーンバーブ」に含まれる〔。
非法人地域は定義外であるという点にも注意が必要である。例えば、ワシントンD.C.の大型衛星都市、バージニア州アーリントン(207,627人)〔は正式に法人化された自治体ではなく国勢調査指定地域(CDP)であるため、「ブーンバーブ」の定義からは外れる。
なお、アメリカ合衆国外にも多数の大型衛星都市は存在するが、「ブーンバーブ」はあくまでもアメリカ合衆国内の高成長大型衛星都市を指す用語であり、アメリカ合衆国外については、ラングは定義していない。例えば、カナダにもトロント都市圏のミシサガメトロバンクーバーサレーなどの大型衛星都市があるが、これらはアメリカ合衆国外であるため、「ブーンバーブ」の定義外である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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