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ブリュッセル・グリフォン : ミニ英和和英辞書
ブリュッセル・グリフォン
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ブリュッセル・グリフォン : ウィキペディア日本語版
ブリュッセル・グリフォン

ブリュッセル・グリフォン(英:Brussels Griffon)は、ベルギー原産の小型の犬種である。赤茶色のワイヤーコートを特徴とする〔デズモンド・モリス著、福山英也監修『デズモンド・モリスの犬種事典』誠文堂新光社、2007年、169-170ページ〕。フランス語ではグリフォン・ブリュッセロワ(Griffon Bruxellois)といい〔、英語でもグリフォン・ブリュッセルなどともいう〔ブルース・フォーグル著、福山英也監修『新犬種大図鑑』ペットライフ社、2002年、278ページ。〕。
同じベルギー産の小型のに、黒い被毛のベルジアン・グリフォンと、スムースコートのプチ・ブラバンソンがある。以上3種は国際畜犬連盟等では別犬種として登録されているが、イギリスのザ・ケネルクラブ等、被毛のバリエーションと見なしてすべて「ブリュッセル・グリフォン」として登録する畜犬団体もある〔藤田りか子『最新 世界の犬種大図鑑』誠文堂新光社、2015年、398−9ページ。〕。また、国際畜犬連盟の犬種標準でも、3種間の交配を認めている〔。
== 歴史 ==

ヨーロッパ北西部に見られる、硬めの被毛を持つ猟犬である。「グリフォン」の語源は「ワイヤーコート」という説や、「捕まえる」という意味の動詞 griffer の変形という説がある〔。ブリュッセル・グリフォンの祖先はその中でもベルギー都市部ネズミ等の害獣を駆除していた小型犬である〔〔。特に馬小屋で使われたため、「馬小屋の犬(グリフォン・デキュリー、)等と呼ばれていた〔。また、御者ペットとして馬車に乗せられることもあった〔〔。
19世紀後半に、小型のグリフォンは上流階級女性愛玩犬として大流行した〔。特に1870年代に、ベルギー王妃マリー=アンリエット・ド・アブスブール=ロレーヌが小型のグリフォンを愛犬としたことがきっかけともいう〔。ここから、より小型で、人間に似た平たい顔貌を持ち、安定した毛色となるように改良が進んだ〔〔。改良の過程は定かでないが、アーフェンピンシャーパグヨークシャー・テリア等が交配されたという説がある〔〔。また、キング・チャールズ・スパニエルが交配されたという説もある〔。さまざまな地域の犬の血が入っていることから、ブルース・フォーグルは本種を「ユーロ・ドッグ」であると評している〔。
流行が頂点に達したのは戦間期1920年代で、ブリュッセルに繁殖用のメス犬が5000頭以上いたという〔〔。しかし、改良の結果、生殖に困難を抱えるようになったために20世紀後半には頭数を減らし、また世界各地にもあまり広まっていないとされる〔。ただし、日本でも毎年、数百頭の登録がジャパンケネルクラブにある〔ジャパンケネルクラブ「公開データ: 犬種別犬籍登録頭数(1~12月) 」。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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