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ブイル湖 : ミニ英和和英辞書
ブイル湖[ぶいる-こ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [みずうみ]
 【名詞】 1. lake 

ブイル湖 : ウィキペディア日本語版
ブイル湖[ぶいる-こ]

ブイル湖(ブイル-こ、ボイル湖、Lake Buir)は、モンゴル国東部ドルノド県中華人民共和国内モンゴル自治区北東部フルンボイル市(ホロンバイル市)の国境にある大きな淡水湖
モンゴル語ブイル・ノール(、Buir Nuur、ブイル・ヌール、ボイル・ノール)、中国語貝爾湖(、、)ともいう。『元朝秘史』には「ブユル・ナウル」捕魚児納浯児 Buyur Na'ur と書かれ、『集史』においても بوير ناؤور Būyir Nā'uūr と表れており、代には「捕魚兒海」、代には「貝雨爾湖」とも呼ばれた。ブイル・ノールの「ブイル」は「オスのカワウソ」を意味し、カワウソが多く棲んでいたことからきている。
面積は615平方キロメートル。大部分はモンゴル国に属するが、北西部の40平方キロメートルほどが中国に属している。
平均水深は8メートル前後。南東から中国・モンゴル国境を流れてきたハルハ川(哈拉哈河)が湖の北西角へ流入し、その少し北からは烏爾遜河()が流出してフルン湖(フルン・ノール、呼倫湖)に入っている。ブイル湖はブイル・ノール窪地に位置し近くのフルン湖とともにフルンブイル草原(ホロンバイル草原)の一部となっている。
元朝秘史』においても「ブユル湖とコレン(フルン)湖」と隣接するフルン湖とともに両湖が並んで述べられており、12世紀末頃にはフルンブイル地方はモンゴル高原東部で勢力を誇ったタタル部族の根拠地としても言及されている。12世紀末から13世紀初頭において、後のチンギス・カンことテムジンがモンゴル高原東部の諸部族に勢力を拡大していた時期には、大興安嶺西麓を根拠地としていたカタキン、サウジウト、コンギラトなどの諸部族を平定する拠点としてもしばしば言及されている。モンゴル高原統一後、大興安嶺西麓にはチンギス・カンの諸弟たちのウルスが分封されているが、フルンブイル地方はこのうちテムゲ・オッチギンとその一族が領有していたとする説が現在有力視されている。明の初期、藍玉率いる明軍が北元トグス・テムルの軍を潰走させ、多くの捕虜を得ている。
== 外部リンク ==

* http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA03701




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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