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フィリップ・ド・ラースロー : ミニ英和和英辞書
フィリップ・ド・ラースロー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フィリップ・ド・ラースロー : ウィキペディア日本語版
フィリップ・ド・ラースロー[ちょうおん]

フィリップ・アレクシス・ド・ラースロー:Philip Alexius de László;:László Fülöp Elek ˈfyløp ˌɛlɛk ラースロー・フュレプ・エレク, 1869年4月30日 - 1937年11月22日)は、ハンガリー出身のイギリスの画家。王侯貴族や社交界の名士の肖像画家として活動した。
== 生涯 ==
ユダヤ人の仕立屋の長男ラウブ・フュレプ・エレク(Laub Fülöp Elek ˈfyløp ˌɛlɛk )としてブダペストに生まれた。1891年、家族と共にラースローと改姓した。最初、国立美術アカデミーに籍を置き、セーケイ・ベルタラン (Székely Bertalan) やロッツ・カーロイ (Lotz Károly) の下で美術を学ぶかたわら、写真家の下でも見習いとして働き、ミュンヘンパリで絵の腕を磨いた。
1892年、ラースローはミュンヘンにおいて、アイルランドのビール醸造業者ギネス家の一員であるルーシー・ギネス(Lucy Madeleine Guinness)と知り合った。2人はギネス家から8年間もの間交際を禁じられていたが、1900年になって結婚を許された。妻がもつ上流階級とのコネクションは、ラースローが貴顕、名士や有名人から肖像画の注文を得るうえで非常に有利に働いた。夫婦は5男1女の6人の子供に恵まれ、さらに17人の孫を持った〔Suzy Menke's article, "A Hungarian artist's brush with grandeur" ''The International Herald Tribune'' Friday 9 January 2004, about the exhibition says that 16 of the 17 turned up for the opening party.〕。子孫の多くはイギリスの貴族階級の仲間入りをした。
ラースローは、1900年のパリ万国博覧会に出品した教皇レオ13世の肖像画で、金メダルを獲得し、肖像画家としての地位を確立した。1903年、ブダペシュトからウィーンに居を移し、1907年にイギリスに渡った。ラースローはその後、殺到する制作依頼に追われて世界中を飛び回りながら、終生ロンドンを活動拠点とした。
ラースローの注文主たちは、彼に多くの勲章や栄典を与えた。1909年、イギリス王エドワード7世よりロイヤル・ヴィクトリア勲章を授けられた。1912年、故国ハンガリーの君主であるオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世は、ラースロー・ド・ロンボシュ(László de Lombos dø ˈlomboʃ )の姓を与えてラースローを貴族に列した。ただし、彼の家族は後に姓をド・ラースローに縮めている。
1914年にイギリスに帰化したものの、第1次世界大戦中の1917年末から1918年の年明けまで2か月間、敵国人として収容所に抑留された。1936年に心臓発作に倒れ、翌1937年、ロンドン近郊ハムステッドの自宅で2度目の発作を起こして死去。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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