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フィッシュサステナビリティ : ミニ英和和英辞書
フィッシュサステナビリティ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


フィッシュサステナビリティ : ウィキペディア日本語版
フィッシュサステナビリティ
フィッシュサステナビリティ()とは、「漁業持続可能性」を意味し、使い方の多くは水産資源の持続可能性のことである。食糧需給において特定の魚種が将来に渡って食糧として利用可能かどうかを表す概念である。経済活動や工業生産の持続可能性とは異なった視点から、カタカナの「フィッシュサステナビリティ」の用語を使用する。
== マグロとフィッシュサステナビリティ(乱獲) ==
マグロは日本の食文化に欠かすことの出来ない水産資源であるが、中でも最高級とされるクロマグロの8割が日本で消費されており、そのクロマグロを巡って世界は熱い論争を繰り広げている。2010年3月カタールドーハで開催されたワシントン条約締結国会議では、大西洋・地中海産のクロマグロを絶滅危惧(きぐ)種に指定して、国際取引を禁止するモナコや欧州連合(EU)の提案について可決される可能性があったが、中国や日本のロビー活動が功を奏して、かろうじて禁止案は否決された。しかし、大西洋・地中海ではICCAT(International Convention for the Conservation of Atlantic Tunas)=大西洋のまぐろ類の保存のための国際条約、を中心に進められている漁業規制に違反した操業が頻発し、実際のところクロマグロは絶滅危惧種状態にあるのは専門家の常識となっている。
それに加え、近年急速に拡大している畜養によって、産卵可能な成熟魚の数が激減してきている。
畜養とは、マグロの幼魚や小型のものを捕獲して生け簀で生育させる漁法で、スペイン、マルタ、イタリア、トルコ、クロアチア、キプロスなどの地中海産のクロマグロとオーストラリア近海のミナミマグロが有名。網で捉えたまま運ぶため水揚げ量が捕捉出来にくく、漁獲制限の規定を台無しにする元凶ともいわれている。数代に亘って人工的に孵化させて育てる完全養殖マグロとは似て非なるものであり、大西洋クロマグロのフィッシュサステナビリティにとって最大の危険要因ともいえる。因みに日本の市場では畜養マグロも完全養殖マグロも養殖マグロで混同されてしまっている。
フィッシュサステナビリティという観点から言えば、危機的状態にあるのはクロマグロだけではなく、オーストラリアで畜養が盛んなミナミマグロも、既に危険水域に達している。資源が豊富だとされる、メバチマグロやキハダマグロでさえ東南アジアにおける一網打尽の巻き網漁や漁獲高の管理不十分によって成魚数が激減してきている。東南アジアで水揚げされるマグロの使い道は主にツナ缶であるが、マグロの大きさがさほど必要ないため小さいものまで根こそぎ捕獲して缶詰にする。人間用は主に欧米向けに輸出されるが、マグロ入りのペットフードは日本向けに輸出される。
日本近海におけるクロマグロの漁獲高についても変化がみられる。かつての一本釣りから延縄漁巻き網漁へと漁法が変わり、1回で大量の漁獲が可能となったため、個体の小型化が進み大型クロマグロの漁獲が激減している。このことは産卵可能な成魚の個体数を減らしていることであり、フィッシュサステナビリティにおいて将来を危惧する状況となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フィッシュサステナビリティ」の詳細全文を読む




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