翻訳と辞書
Words near each other
・ フィアット・ムルティプラ
・ フィアット・ヤマハ
・ フィアット・リトモ
・ フィアット・レガータ
・ フィアット社
・ フィアナランツァ州
・ フィアナランツォア
・ フィアナランツォア州
・ フィアナ・フォイル
・ フィアナ・フォール
フィアナ騎士団
・ フィアマル・ペニタニ
・ フィアマル・ムサシマル・ペニタニ
・ フィアミニャーノ
・ フィアム
・ フィアライド
・ フィアラルとガラール
・ フィアリー
・ フィアリーブルーの伝説
・ フィアレス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

フィアナ騎士団 : ミニ英和和英辞書
フィアナ騎士団[ふぃあなきしだん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

騎士 : [きし]
 【名詞】 1. knight 
: [だん]
 【名詞】 1. body 2. group 3. party 4. company 5. troupe

フィアナ騎士団 : ウィキペディア日本語版
フィアナ騎士団[ふぃあなきしだん]
フィアナ騎士団(フィアナきしだん、英語:Fiana)は、ケルト神話に登場する騎士団。アイルランドの伝説でフィアナ騎士団といえばエリン(アイルランドの古い呼び名)の上王コーマック・マック・アートに仕えたフィアナ・フィン、すなわちフィン・マックールが団長を務めた集団を指す。「フィアナ」とはアイルランド語で「兵士」を意味する。
クー・フーリンが活躍したアルスター伝説のさらに300年後の伝説と、フィン物語群では語られている。
フランスの武勲詩ローランの歌に登場する十二勇士、アーサー王率いる円卓の騎士の原型であるとされる。
== 主な騎士団員 ==
団員たちは全員、母親がダーナ神族だとされる。
*フィン・マックール - 騎士団長。ヌアザの孫娘マーナと先代のフィアナ騎士団長クールの息子。生来の名はディムナだったが、金髪で肌が美しいことからフィン(「金色の髪」の意)と称されるようになった。
*オシーン - フィンの息子。優れた狩人にして天賦の才に恵まれた詩人。その名は「若鹿」を意味する。常若の楽園(ティル・ナ・ノーグ)へと赴き、異界の王として3年を過ごす。だが、その間に地上では300年の月日が流れていたため、彼は帰郷した途端に朽ちた老人になってしまった。
*オスカー - オシーンの息子。勇猛果敢で知られる戦士。ディルムッドとは固い友情で結ばれており、彼を見殺しにしたフィンを非難する。ガウラの戦いでケルブレを討ち取るが、同時にその時の傷が致命傷となり命を落とす。
*ゴル・マック・モーナ - 隻眼の戦士。ゴルは一つ眼の意。フィンの父であるクールを討ち取り、団長の座に座るが、コーマック王の命令によりフィンに座を譲る。フィンにとっては仇であるが、当の本人は彼を配下として重用した。
*コナン・マウル - ゴルの兄弟。別名のマウルは禿頭の意。皮肉屋で肥満体、さらに貪欲な男だが、戦いからは決して逃走しなかったという。フィンへの忠誠心も高く、識者としてフィンに的確な助言をする側近として仕えた。
*ディルムッド・オディナ -騎士団最強の戦士。美貌の持ち主で、愛と美を司るにして妖精王オェングスを育ての親に持つ。最期はフィンに殺されたも同然の悲劇的な死を迎える。
*キールタ・マック・ロナン - フィンの甥。俊足の持ち主で竪琴の名手。動物と心を通わせることができ、雄弁に優れていたとされる。最期はガブラの戦いで戦死した。
*ディアリン・マクドバ - フィンとディルムッドの親友。予知千里眼の能力を持つ。その秀でた力はフィンとディルムッドの仲違いを招いてしまった。
*ルガイド - 強き手の異名を持つ魔術師にして戦士。フィンの甥。海神マナナン・マクリルの娘オイフェの恋人。
*リア・ルケア - アイルランド語で灰色の蜥蜴(Gray of Luachair)の意。見るもおぞましい巨体の戦士。騎士団の出納係で宝物庫を預かる番人。彼の蛮行に耐えかねたフィンによって殺された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フィアナ騎士団」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.