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ファーマコフォア : ミニ英和和英辞書
ファーマコフォア[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ファーマコフォア : ウィキペディア日本語版
ファーマコフォア[ちょうおん]

ファーマコフォア(英: pharmacophore)は、生体高分子によるリガンドの分子認識に必要な分子の特徴(官能基群とそれらの相対的な立体配置)の(抽象的な)概念である。IUPACにおけるファーマコフォアの定義は「特定の生物学的標的との最適な超分子相互作用を確実にし、生物学的反応を引き起こす(もしくは遮断する)ために必要な、立体的、電子的特徴の集合体」とされている。
ファーマコフォアの概念とコンピューター化学を用いて、同様の生物学的活性を持つ複数の分子から必須な特徴が決定できる。化合物データベース中で、特定の生理活性を示す(または示さない)化合物同士の三次元的構造、電子密度分布、官能基同士の位置関係などを相対的に比較することで、ファーマコフォアを推定することができる。典型的なファーマコフォアの特徴は、分子が疎水性芳香族化合物、水素結合受容体/供与体、カチオン、またはアニオンである部位にみられることが多い。さらにファーマコフォアが特定されれば新規のリガンドを検索、デザインすることも可能であり、専用のソフトウェアが医薬品開発に応用されている。
== 歴史 ==
歴史的に、ファーマコフォアの概念はレモント・キールによって確立された。キールは1967年にこの概念に初めて言及し、1971年の論文でこの用語を使用した。
この概念の作成は、しばしば誤ってパウル・エールリヒに帰される。しかしながら、そう主張されている文献やエールリヒのいかなる著作においても、「ファーマコフォア」という用語に言及したものやこの概念を使ったものはない。
1977年に、ピーター・グンドは「分子において受容体に認識され生物学的活性の原因となる一まとまりの構造的特徴」とファーマコフォアを定義した〔 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ファーマコフォア」の詳細全文を読む




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