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ファイナルファンタジーの魔法形態 : ミニ英和和英辞書
ファイナルファンタジーの魔法形態[たい, ざま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ま]
 【名詞】 1. demon 2. devil 3. evil spirit evil influence 
魔法 : [まほう]
 【名詞】 1. magic 2. witchcraft 3. sorcery 
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
形態 : [けいたい]
 【名詞】 1. form 2. shape 3. figure 
: [たい, ざま]
 【名詞】 1. plight 2. state 3. appearance 

ファイナルファンタジーの魔法形態 ( リダイレクト:ファイナルファンタジーシリーズの魔法形態 ) : ウィキペディア日本語版
ファイナルファンタジーシリーズの魔法形態[ふぁいなるふぁんたじーしりーずのまほうけいたい]

ファイナルファンタジーシリーズの魔法形態(ファイナルファンタジーシリーズのまほうけいたい)ではファイナルファンタジーシリーズにおける魔法について述べる。各作品がそれぞれ独立したストーリーを持つ本シリーズであるが、その変遷を見ると、魔法に関しては統一された形態を持つものと見ることが出来る。
ほとんどの場合、ステータス異常の「沈黙」状態によって使用不可能となるので、シリーズ共通で呪文の詠唱を伴っているものと思われる。『FFIV』や『FFXI』では、魔法ごとに個別の「詠唱時間」が設定されていて、強力なものほど発動に時間がかかる仕組みとなっている。
== 魔法の命名 ==
ファイナルファンタジーシリーズにおける魔法の名前は、例えば炎攻撃魔法「ファイア」は"fire"(炎)、冷気攻撃「ブリザド」は"blizzard"(吹雪)などの様に、その効果を表す英単語から付けられている場合が多い。多くはカタカナで4文字(または4音節)以内である。これは初期シリーズ(『FFIII』以前)の魔法名の表示可能文字数が最大4文字であったことの名残であり、シリーズを重ね魔法名の表示可能文字数が増えていくと5文字、6文字の魔法も登場してきている。
同じ系統の魔法でも、その威力ごとにいくつかの段階が存在する場合がある。ファイナルファンタジーシリーズでは、この威力の違いを魔法名の内1文字を変えたり付け足したりすることによって表現しているものが多い。例えば炎攻撃魔法である「ファイア」の場合、その上位には「ファイラ」→「ファイガ」と、「ラ」→「ガ」の変化により上位魔法の威力上昇を表している。『FFI』では、「ケアルラ」ではなく「ケアルア」、「サンダガ」ではなく「サンガー」といったように、活用形の統一が不完全であった。このような通常の活用形と異なる例は後の作品では「レイズ」→「アレイズ」として残っている。
なお、一部の魔法名はゲームボーイサガシリーズや『クロノ・トリガー』といったFFシリーズ以外の作品にも登場している。
; 基本になる魔法
: 1つ目の段階。『BC FFVII』では1コマの範囲を持つ魔法として登場する。
; 〜ラ
: 主に2つ目の段階。『FFXI』では「〜ラ」は術者を中心とする範囲魔法になっている。『BC FFVII』では威力が高く、縦に4コマの範囲を持つ魔法として登場する(ケアルラは除く)。段階のある魔法で省かれるケースが「〜ガ」に比べて多い。
; 〜ガ
: 主に3つ目の段階。後述の「〜ダ」が登場する作品では4段階目になる。『FFXI』では、対象者を中心とする範囲魔法という扱いになっており、敵に直接ダメージを与える魔法においては、対象範囲内に対象者が一体だけの場合、基本形よりもダメージが大きくなるようになっている。また、対象範囲内に複数対象者がいる場合は数が増えるごとに威力が下がる。『BC FFVII』では威力が高く、十字型をした5コマの範囲を持つ魔法として登場する(ケアルガを除く)。
; 〜ア
: 白魔法での2つ目の段階。『FFI』と『FFXIII』に登場し、黒魔法の「〜ラ」に位置する。そのため、『FFI』の白魔法では「ヒーラ」、「ラヒーラ」(「〜ガ」に相当)以外「〜ラ」は登場していない。「アレイズ」や『FFXI』の「プロテア」に名残が見られる。
; 〜ダ
: 白魔法での3つ目の段階。『FFXIII』では4段階目に位置し、エンハンサー(ファイナルファンタジーXIII#ロール参照)の魔法に「ブレイダ」「フェイダ」「プロテダ」「シェルダ」が存在する。『FFI』『FFIII』『FFIV』および『FFXII』『FFXIII』のケアル系の魔法として、「ケアルダ」があり、「ケアルラ」(『FFI』のみ「ケアルア」)と「ケアルガ」の間に位置している。『FFI』には「アディア」と「ガディア」の間に「ダディア」が存在し、黒魔法である「テレポ」の上位に白魔法の「ダテレポ」がある。なお、『FFXII』では、「ダテレポ」は敵専用の魔法として登場する。また、『FFVI アドバンス』には「グラビダ」の上位魔法として「グラビガ」がある。『FFIX』では、「ファイダ」が演劇用(詠唱して攻撃してもダメージ0)の黒魔法として序盤の劇中(レア王戦)に登場し、シナとブランク、ゼネロとベネロが使用する。
; 〜ジャ
: 主に4つ目の段階。『FFT』などに登場する。威力においては「〜ガ」よりも上位となっている。プレイヤーキャラクターの魔法に、「〜ジャ」がない作品でも、モンスターが「〜ジャ」を使う場合があり、一例としては『FFX インターナショナル』に登場するヘレティックイクシオンが使用する特殊攻撃「サンダジャ」など。これは名称に反して無属性攻撃であるが、「〜ガ」よりも上位の威力であることは変わらない。また、『FFX』に登場するシンの腕や『FFVIII』に登場するディアボロスなどが「グラビジャ」を使ってくる。同じく「グラビガ」より威力が上回っている。『FFXII』においては召喚獣の魔法として登場。『FFXI』では、相乗効果(同魔法を重ねる事で威力が増す特性)を持つというガ系の上位魔法となっており、黒魔法には〜ラ系が存在しないため、実質的に黒魔法の3つ目の段階という扱いである。
; 〜ナ
: 状態異常(ステータス異常、ST異常)を治療する魔法の名前に付される。「毒」状態を治す「ポイゾナ」や、「石化」状態を治す「ストナ」、ほとんどの状態異常に対応する「エスナ」などがある。
; エン〜
: 武器に属性と追加ダメージを付加する白魔法に付される。『FFXI』『FFXIII』に登場するもので、「エンファイア」ならば、ファイアの属性(火属性)を付加する。
; アブゾ〜
: 相手のステータスを吸収し、使用者に追加する黒魔法に付される。『FFXI』に登場するもので、例えば「アブゾースト」ならば、STR(力)を吸収するといった感じである。英語で「吸収する」を意味するAbsorb(アブゾーブ)を語源とする。
; バ〜
: 属性に対する耐性を与える魔法に付される。「バファイ」「バサンダ」など。『FFXI』では状態変化への耐性を与えるものにも使用されている。「バポイズン」「バスリプラ」など。
; 〜スパイク
: 近接物理攻撃を受けると、攻撃した相手に属性のあるダメージを与える黒魔法に付される。『FFXI』に登場するもので、「アイススパイク」ならば氷属性のダメージを与える。
; ゲイン〜/アディ〜
: 使用者、もしくは使用者の周囲にいるパーティメンバーのステータスを上昇させる。『FFXI』に登場するもので、例えば「アディマイン」ならば、MND(精神)を上昇させるといった感じである。
; ダーク〜
: 『CC FFVII』に登場する攻撃と同時にステータス異常を引き起こさせる魔法(「ダークファイガ」「ダークサンダガ」など)。『FFXI』でも登場し、やはりダメージと同時にステータス異常を引き起こさせる(「ダークフレア」「ダーククエイク」など)
; ヘル〜
: 『CC FFVII』に登場する攻撃と同時にステータス異常を引き起こさせる魔法(「ヘルファイガ」「ヘルサンダガ」など)。
; 3連〜
: 『CC FFVII』に登場する1回の魔法で3回分の効果を発揮する魔法(「3連ファイア」「3連サンダガ」)。
; 〜数字
: 『FFII』では熟練度があり、使用すればポイントが加算され、一定の値に達すると威力の段階が上がる。強さの単位は数字になっている。『FFIV イージータイプ』では、威力の低い方から順に、アラビア数字で「〜1」「〜2」「〜3」という表記がなされており、それぞれオリジナル版の「基本になる魔法」「〜ラ」「〜ガ」(「ケアル」のみ「〜3」が「〜ダ」、「〜4」が「〜ガ」)に対応。この表記法は『FFXI』でも似たものが使われており、ローマ数字で「〜」「〜II」「〜III」という表記がなされている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ファイナルファンタジーシリーズの魔法形態」の詳細全文を読む




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