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ピエール・ド・ナヴァール : ミニ英和和英辞書
ピエール・ド・ナヴァール[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ピエール・ド・ナヴァール : ウィキペディア日本語版
ピエール・ド・ナヴァール[ちょうおん]

ピエール・ド・ナヴァールPierre de Navarre, comte de Mortain, 1366年3月31日 エヴルー - 1412年7月29日 サンセール)は、フランス王家傍系エヴルー家の公子、ナバラ王子、モルタン伯。
== 生涯 ==
ナバラ王シャルル2世(悪人王)とその妻でフランス王ジャン2世の娘であるジャンヌの間の第4子、次男として生まれた。王家の外孫であるためにフランス宮廷に引き取られ、フランス王太子(後のシャルル6世王)と一緒に育てられた。1376年ないし1377年にモルタン伯に叙せられたが、1378年に父がフランス王権と敵対すると、取り上げられた。1401年5月21日、シャルル6世によってモルタン伯に復し、同時にの身分を授けられた〔Bei Schwennicke ist er erst ab 1407 Graf von Mortain〕。もっとも、すでに1401年1月6日付の宮廷紋章録「''Armorial de la Cour Amoureuse''」では、彼は「ナバラ王子ピエール/モルタン伯(''„Pierre filz de Roy de Navarre / Conte de Mortaing“)」として紹介されている〔Siehe auch: J. B. de Vaivre: ''Les armoiries de Pierre de Mortain''. In ''Bull. Mon.'' Band 131, Paris 1973, S.29–40, sowie: Père Anselme: ''Histoire généalogique et chronologique de la maison royale de France, des pairs ''. Paris 1736, Band I in-fol. S. 286; bestätigt durch Arch.nat. K 53 n°41 und K 54 n°1.〕。
1404年、兄のナバラ王シャルル3世が、エヴルー伯爵領(元はフランス王領に属した)の領有権、ならびにシャンパーニュ地方とブリー地方に対する請求権を放棄し、代わりにと同輩公の身分、そして1万2000リーヴルの年金と2万エキュの補償金を受けることになった。ピエールはこれに乗じて1404年6月25日〔Arch.nat. J 619 n°16〕に兄と約定を結び、フランスにおける兄の代理人となり、兄のフランス国内の所領や資産を管理することになった。ピエールは父の存命中も、父のフランスにおける代理人の役割を務めていた。
1411年8月、アランソン伯ピエール2世の娘カトリーヌと結婚した。しかし翌年、ブールジュ包囲戦の直後、シャルル6世王と行動を共にしていた時に死去する。遺骸はパリカルトジオ会修道院(現在のリュクサンブール公園近辺にあった)に葬られた。妻との間に子供は無く、カトリーヌは1413年、イザボー王妃の兄バイエルン公ルートヴィヒ7世と再婚した。モルタン伯領は未亡人カトリーヌとバイエルン公に渡った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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