|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー ： [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ヒョードル・チュディノフ（Fedor Chudinov、男性、1987年9月15日 - ）は、ロシアのプロボクサー。ブラーツク出身。元WBA世界スーパーミドル級スーパー王者。ロシア人ながらプロデビューがアメリカのリングという変わり種のボクサー。兄が元WBA世界ミドル級暫定王者ディミトリー・チュディノフで、兄と同じように攻撃的なスタイルだが、連打型の兄とは違い一発のカウンターで仕留めるカウンター型の選手。 ==来歴== 2009年7月10日、アメリカ合衆国ネバダ州リノのリノ・イベンツ・センターでデビュー戦を行い、初回33秒TKO勝ちを収めデビュー戦を勝利で飾った。 2014年3月23日、ロシアモスクワ州ノギンスクでステファン・ボジックと独立国家共同体およびスロベニアボクシング事務局（CISBB）スーパーミドル級王座決定戦を行い、5回にボジックからダウンを奪うと5回終了後にボジックが棄権を申し出た為、王座獲得に成功した〔Fedor Chudinov new WBC CISBB champion Fightnews.com 2014年3月23日〕。 2014年6月28日、ドミニカ共和国サントドミンゴのシェラトン・サントドミンゴホテルでアンディ・ペレスとWBAフェデカリブスーパーミドル級王座決定戦を行い、1回、2回、3回と初回からペレスをノックダウンさせる展開となり、3回1分4秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。 2014年7月12日、WBAはWBA世界スーパーミドル級1位でWBA世界スーパーミドル級暫定王者のスタニスラフ・カシュタノフとWBA世界スーパーミドル級2位のヒョードル・チュディノフとの間での指名試合指令を出した。交渉期間は30日間とし、同年8月10日までに対戦交渉で合意できなければ入札になるとのこと〔Kashtanov vs Chudinov ordered to negotiate WBA公式サイト 2014年7月12日〕。 2014年8月18日、スタニスラフ・カシュタノフとヒョードル・チュディノフとの間で行われる指名試合は同年10月にモナコで行われるとの報道がなされた〔Chudinov vs. Kashtanov Possible For Monaco in October BoxingScene.com 2014年8月18日〕。 2014年9月2日、スタニスラフ・カシュタノフが現役引退を発表し暫定王座を返上した為、カシュタノフとの間で行われる予定だった指名試合は中止となった〔Chudinov Eyes Groves, Ramirez Kashtanov Retires BoxingScene.com 2014年9月5日〕。 2014年12月11日、モスクワのダイナモ・スポーツ・パレスでWBA世界スーパーミドル級4位のベン・マカロックとWBA世界スーパーミドル級暫定王座決定戦を行い、2回2分1秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した〔チュディノフが兄弟そろってWBA暫定王者に Boxing News（ボクシングニュース） 2014年12月12日〕〔Fedor Chudinov is the new WBA super middleweight Interim champion WBA公式サイト 2014年12月13日〕。 2015年1月17日、WBAは最新ランキングを発表し、チュディノフを暫定王者としてWBA世界スーパーミドル級1位にランクインした〔World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年1月17日〕〔WBA Ratings movements as of December 2014 WBA公式サイト 2015年1月26日〕。 2015年5月9日、ドイツのフランクフルト・アム・マインのフェストハレで元ミドル級3冠王者でWBA世界スーパーミドル級2位のフェリックス・シュトルムとWBA世界スーパーミドル級王座決定戦を行い、12回2-1(118-110 、116-112 、112-116)の判定勝ちを収め正規王座に昇格した（記録上は初防衛）。 2015年5月16日、WBAは最新ランキングを発表し、チュディノフをWBA世界スーパーミドル級正規王者にランクインした〔World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年5月16日〕。 2015年7月24日、ウェンブリーのウェンブリー・アリーナでWBA世界スーパーミドル級13位のフランク・ブグリオーニと対戦する予定だったが、試合の2週間前にチュディノフがスパーリング中に鼻を骨折し延期となった〔チュディノフが負傷、坂井祥記が試合 Boxing News（ボクシングニュース） 2015年7月22日〕。 2015年9月26日、イギリスのウェンブリーのウェンブリー・アリーナでWBA世界スーパーミドル級4位のフランク・ブグリオーニと対戦し、12回3-0（120-106、118-108、117-109）の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した〔Chudinov Outclasses Game Buglioni WBA公式サイト 2015年9月27日〕〔チュディノフ敵地で勝利、WBA･S･ミドル級V1 Boxing News（ボクシングニュース） 2015年9月28日〕。 2015年12月5日、ハンブルグ州ウィルヘルムスバーグのインセルパークハーレでミドル級2冠王者フェリックス・シュトルムとリマッチを行い3度目の防衛を目指していたが、理由不明ながら延期となった。 2016年1月5日、WBAは、正規王者のチュディノフをスーパー王座に昇格し、空位になった正規王座に暫定王者のビンセント・フェイゲンブッツを昇格した。また、WBAはスーパー王者になったチュディノフとシュトルムとの再戦で勝った選手はフェイゲンブッツとの統一戦を5月20日までに行うように指令を出した〔チュディノフが防衛1度でWBAスーパー王者に昇格 Boxing News（ボクシングニュース） 2016年1月6日〕。 2016年2月20日、オーバーハウゼンのケーニッヒ・ピルスナー・アリーナで延期となっていたミドル級2冠王者フェリックス・シュトルムと対戦し、12回0-2(2者が113-115、114-114)の判定負けでキャリア初黒星で3度目の防衛に失敗し王座から陥落した〔シュトゥルム5度目の王座獲得、チュディノフに辛勝 Boxing News（ボクシングニュース）2016年2月21日〕。しかし、試合中に繰り出したパンチの手数がシュトルムの605発に対して、チュディノフは1022発と圧倒的に上回り、パンチのヒット数でもシュトルムの184発に対して、チュディノフは297発と大きく上回った。このためチュディノフ陣営は判定を不服として、試合結果をノーコンテストとすること及びシュトルムとの再々戦を義務付けるよう、WBAに提訴した。 試合後の同月22日、チュディノフは試合でグラント製のグローブを着用したが、試合中にグローブのマークが剥がれ落ち、グローブ自体の色も1試合使用しただけではありえない色の落ち方をした事、及び、グローブは握りにくく強いパンチが打てなかったと主張。試合までの間に、計量後に選んだグローブから不正が施されたグローブにすり替えられたのではないかと疑惑を持ったことから、使用したグローブを調査中であることを、チュディノフ陣営が公表した〔Sturm-Chudinov glove controversy erupts; WBA to review scoring; rematch clause in effect fight news.com 2016年2月22日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「ヒョードル・チュディノフ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|