翻訳と辞書
Words near each other
・ ヒユ属
・ ヒユ科
・ ヒョイホイ
・ ヒョウ
・ ヒョウアザラシ
・ ヒョウアザラシ属
・ ヒョウガユスリカ
・ ヒョウスベ
・ ヒョウスンボ
・ ヒョウタン
ヒョウタンカズラ
・ ヒョウタンゴケ
・ ヒョウタンゴケ目
・ ヒョウタンゴミムシ
・ ヒョウタンゴミムシ亜科
・ ヒョウタンゴミムシ科
・ ヒョウタンツギ
・ ヒョウタン兄弟
・ ヒョウドウプロダクツ
・ ヒョウモンオトメエイ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ヒョウタンカズラ : ウィキペディア日本語版
ヒョウタンカズラ

ヒョウタンカズラ ''Coptosapelta diffusa'' は、アカネ科の蔓植物。果実が小さいながらもひょうたんに似た形をしている。
== 特徴 ==
常緑性の半蔓性低木〔記載は主として初島(1975)p.575〕。茎は細く、枝分かれして広がり、長さ2-5mになる。茎の断面は円形、若い枝には淡褐色の粗い毛が生える。葉は対生で、、披針状長楕円形から楕円状披針形で長さ4-7cm、幅1-2.5cmで、先端は伸びて尖り、基部が丸みを持ち、縁は滑らかだが毛が生えている。葉質は革質で、表面には長い毛が伏せるように生えているが、後に主脈状以外は無毛になる。裏面も葉脈上に毛がある。側脈は4-5対あり、裏側からは見やすい。葉柄は長さ3-5mmで毛がある。托葉は三角形で長さ1.5mm。
花期は5-6月〔佐竹他(1989),p.191〕。花は葉腋に1つずつ生じる。花柄は長さ5-9mm、細くて毛がある。萼は鐘形で長さ2mm、有毛、先端は長さ0.7mm程の歯5つに分かれる。花冠は白く、基部は筒状で長さ1.2-1.5cmで幅1.2mmで外面は有毛。その先端は5つに分かれて開き、径7mmほど。雄蕊は筒部の内側にあって葯は線形で長さ4mm。果実は歪んだ球形で径5-7mmで、中央に2個の縦溝があり、そのために果実の形はヒョウタン形になる。種子は平盤状で径1mm。
果実の形がヒョウタンに似ていることからこの名がある〔福岡(1997)p.10〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヒョウタンカズラ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.