翻訳と辞書
Words near each other
・ ヒポミケスキン
・ ヒポミケス属
・ ヒポライト・ピクシー
・ ヒポリト・ルイス・ロペス
・ ヒマ
・ ヒマかす
・ ヒマシ
・ ヒマシ油
・ ヒマチャル・プラデシュ
・ ヒマチャル・プラデシュ州
ヒマティオン
・ ヒマトメラン酸
・ ヒマナッツ
・ ヒマラ
・ ヒマラヤ
・ ヒマラヤ (企業)
・ ヒマラヤ (曖昧さ回避)
・ ヒマラヤ (機動戦士ガンダム)
・ ヒマラヤの青いケシ
・ ヒマラヤの青い芥子


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ヒマティオン : ミニ英和和英辞書
ヒマティオン
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ヒマティオン : ウィキペディア日本語版
ヒマティオン

ヒマティオンhimation)は、キトンの上に着る古代ギリシアの一枚布を使ったワンピース型の上着の総称。古代ローマトガの原型。
羊毛(冬)や(夏)などで織られた縦1.4メートル前後横幅3から4.5メートルの長方形の四方に錘を下げた一枚布を体型にあわせて大きくひだ(ドレープ)を寄せて、原則的にベルトやピンなどを使わず着付けるもの。中国産の厚い絹織物をほどいて織りなおした薄い絹製のヒマティオンも王族などに見られた。
女性はキトンやペプロスといったワンピース型の衣服に重ねてショールやヴェールのようにも用いたが、男性はトゥニカの上に重ねるほか直接体に巻きつけて用いることもあった。
通常時に着るヒマティオンは足首が露出する程度の長いものだが、羊飼いや、狩猟などのスポーツ用もしくは旅行用のヒマティオンはクラミスとも呼ばれる丈の短いものであった。女性やある程度富裕な男性は外套として用いたが、貧困層や哲学者は素肌に直接まとった。
また、ブランケットのように就寝時に体を覆う用途に充てたほか、経帷子として死体を覆う用途にも充てた。
後に、ローマにわたりトガの原型になったといわれる。女性の場合は、ほぼ同型のものをパルラと呼んで使った。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヒマティオン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.