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パンキシ渓谷[たに]
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・ 渓谷 ： [けいこく]
【名詞】 1. valley 2. ravine 3. canyon
パンキシ渓谷[たに]
パンキシ渓谷（パンキシけいこく、）は、グルジア東部カヘティ州の山岳地帯に位置する渓谷である〔北川 (2004) 147頁〕。大バルバロ山 (ru) からアラザニ川沿いの平野までの34キロメートルを結び、幅は約7キロメートル〔北川 (2004) 148頁〕。北に大カフカース山脈を、西にパンキシ山脈 (ka) を臨み、との流域となっている〔。
== 人口 ==
住民となっているのは、19世紀半ばに移住してきたチェチェン系のであるが、彼らの話すキスト語（チェチェン語、イングーシ語と相互に理解可能）には行政的に特別な地位は与えられていない〔北川 (2004) 149頁〕。2004年頃の推計では、彼らの人口は5000人から1万人ほどとされる〔北川 (2004) 155頁〕。シャミールとの軋轢や経済苦、豪雪を逃れてパンキシに定着したキスト人には、通例のチェチェン系共同体が持つ新参者への排他性がみられず、これによって現在に至るまでパンキシにはチェチェン人難民を受け入れやすい土壌が存在する〔北川 (2004) 150-151頁〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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