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バナト・ブルガリア人 : ミニ英和和英辞書
バナト・ブルガリア人[ばなとぶるがりあじん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ブル : [ぶる]
 【名詞】 1. bull 2. (n) bull
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1

バナト・ブルガリア人 : ウィキペディア日本語版
バナト・ブルガリア人[ばなとぶるがりあじん]

バナト・ブルガリア人バナト・ブルガリア語:あるいは、ブルガリア語:)は、ルーマニアセルビアにまたがるバナト地方に住むブルガリア人に近い少数民族である。バナト・ブルガリア人がこの地に入植してきた当時、バナトはオーストリア帝国の統治下にあったが、第一次世界大戦後にルーマニアセルビア、一部はハンガリーへと分割された。ブルガリア人の多くは正教徒であるが、バナト・ブルガリア人はローマ・カトリック教徒が多く、かつてのパウロ派(Paulicians)や、現代ブルガリア北部・北西部に住む少数のカトリック教徒と起源を同じくしている。
バナト・ブルガリア人は、東部ブルガリア方言に属する独自の方言「バナト・ブルガリア語」を話す。バナト・ブルガリア語には、バナトの諸言語からの影響も多くみられる。文化的には中央ヨーロッパの影響を強く受けているものの、いぜんブルガリア人としての民族意識を保っている。1878年ブルガリア解放以降、多数がブルガリアに戻り、彼らの村を築いた。
== 人口 ==
ルーマニアによる公式の国勢調査では、ルーマニア領バナトの住民のうち6,488人がブルガリア人であった。2002年のセルビアの国勢調査によると、バナトを含むセルビア北部の自治州・ヴォイヴォディナにおいて、1658人が民族的にブルガリア人であった。一方、ブルガリアの研究者らは、ルーマニアには1万2千人ほど、セルビアには3千人ほどのブルガリア人が住んでいると推定している〔。
バナト・ブルガリア人の最古かつ最大の居住地は、ドゥデシュティイ(、バナト・ブルガリア語:スタル・ビシュノフ )とヴィンガ()で、共にルーマニア領に属する。この他にバナト・ブルガリア人の住むルーマニア国内の主な集落としては、ブレシュタ(、バナト・ブルガリア語:ブレシュチャ )、コロニア・ブルガーラ(、バナト・ブルガリア語:テレパ 、デンタ(、バナト・ブルガリア語:デンタ )といった集落や、ティミショアラ、ティミシュヴァル )、スンニコラウ・マーレ(、スミクルシュ )といった都市部にも居住している。セルビア領では、イヴァノヴォ()、コナク(、カナク )、ヤシャ・トミッチ(、モドシュ )、スコレノヴァツ(、ジュルゲヴォ )〔Нягулов, ''Банатските българи'', p. 23.〕などに住む。
ブルガリアに帰還したバナト・ブルガリア人は、アセノヴォAsenovo)、バルダルスキ・ゲランBardarski Geran)、ドラゴミロヴォDragomirovo)、ゴスティリャGostilya)、ブレガレBregare)〔などに住む。一部の村では、バナト・シュヴァーベン人Banat Swabians)や他のローマ・カトリックのブルガリア人、あるいは正教徒のブルガリア人との混住が見られる〔Нягулов, ''Банатските българи'', p. 92.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バナト・ブルガリア人」の詳細全文を読む




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