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ノイマン級数 : ミニ英和和英辞書
ノイマン級数[のいまんきゅうすう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きゅう]
  1. (n,n-suf) class, grade, rank 2. school class, grade 
級数 : [きゅうすう]
 【名詞】 1. (gen) (math) series 2. progression
: [すう, かず]
  1. (n,n-suf) number 2. figure 

ノイマン級数 : ウィキペディア日本語版
ノイマン級数[のいまんきゅうすう]
関数解析学において、ノイマン級数(ノイマンきゅうすう、)とは、無限級数によって定義される逆作用素。定理の名はドイツの数学者C. ノイマンに由来する。
== 定義 ==
''A'' をバナッハ空間''X'' での有界な線形作用素とする(''A'' ∈ B(''X'' ))。このとき、''A'' の作用素ノルム||''A'' ||が||''A'' ||<1を満たすならば、恒等作用素''I'' との差で与えられる''I'' -''A'' は1対1で(''I'' -''A'' )-1が有界作用素として存在するとともに、
:
\begin
(I-A)^
& = I+A+A^2+A^3+ \cdots \\
& = \sum_^A^n
\end

が成り立つ。この級数をノイマン級数と呼ぶ。また、このとき、ノルムは
:
||(I-A)^|| \leq \frac

と評価される。
これは、|''x'' |<1なる''x'' ∈ Cについての無限級数
:
\frac=1+x + x^2 + x^3 + \cdots

の作用素への拡張になっている。
特に''z'' ∈ Cと有界作用素''A'' について、|''z'' |>||''A'' ||であれば、レゾルベント作用素(''z'' ''I'' -''A'' )-1が存在し、
:
(z I-A)^ = \sum_^ \frac A^n

及び
:
||(z I-A)^|| \leq \frac \frac

が成り立つ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ノイマン級数」の詳細全文を読む




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