翻訳と辞書
Words near each other
・ ネール
・ ネールアート
・ ネールウィンデンの戦い
・ ネールウィンデンの戦い (1693年)
・ ネールポリッシュ
・ ネールマルガタクワガタ
・ ネール・ターミド
・ ネール・ターミード
・ ネール姉妹
・ ネール温度
ネール点
・ ネーレイデス
・ ネーレウス
・ ネーレウス (ギリシア神話の神)
・ ネーレウス (ギリシア神話の英雄)
・ ネーレウス (無人潜水機)
・ ネーレーイス
・ ネーレーイデス
・ ネーロイ・フィヨルド
・ ネーロラ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ネール点 : ミニ英和和英辞書
ネール点[てん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ネール点 ( リダイレクト:ネール温度 ) : ウィキペディア日本語版
ネール温度[ねーるおんど]

ネール温度(ネールおんど、Néel temperature, TN)とは、反強磁性体が常磁性へと転移する温度である。即ち、物質中の部分格子が有限の自発磁化を示す温度である。反強磁性体やその変形であるフェリ磁性の理論的研究を行ったルイ・ネールに由来する。ネールはこの磁性分野の研究における貢献で1970年にノーベル物理学賞を受賞した。ネール温度以上では物質は常磁性体として振る舞い、この温度以下では秩序相の発達と共に徐々に容易軸方向の磁化率は低下する。通常の反強磁性体であれば、困難軸方向の磁化はネール温度以下では温度依存が少なく、ほぼ定数と見なせる状態となる。
ネール温度は強磁性体が常磁性体へと転移するキュリー温度 TCに類似している。反強磁性体とよく似た磁気構造を持つフェリ磁性弱強磁性の場合の転移温度に対してもこの語は用いられるが、これらの系においては転移点以下で自発磁化を示すことから、強磁性体と同じくキュリー温度の語を用いる場合もある。
== 参考文献 ==




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ネール温度」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.