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ニンヒドリン反応 : ミニ英和和英辞書
ニンヒドリン反応[にんひどりんはんのう]
ninhydrin reaction
===========================
: [はん, たん]
  1. (n,vs,n-pref) anti- 2. opposite 3. antithesis 4. antagonism 
反応 : [はんのう]
  1. (n,vs) reaction 2. response 
ニンヒドリン反応 ( リダイレクト:ニンヒドリン ) : ウィキペディア日本語版
ニンヒドリン[にんひどりんはんのう]

ニンヒドリン (ninhydrin) は芳香族化合物の一種で、1,2,3-インダントリオンモノヒドラート、2,2-ジヒドロキシインダン-1,3-ジオンとも呼ばれる。化学式は C9H6O4 で、分子量 178.15、CAS登録番号。刺激物であり、常温で淡黄色固体。水、アルコールに可溶。アミノ酸の検出反応であるニンヒドリン反応に用いられることで知られる。皮膚などに触れると炎症を起こす。
== ニンヒドリン反応 ==
ニンヒドリン反応 (ninhydrin reaction) は、ニンヒドリン水溶液と α-アミノ酸によって起きる呈色反応で、アブデルハルデン反応 (Abderhalden reaction) とも呼ばれる。タンパク質ペプチドなどの検出に利用される。α-アミノ酸と2分子のニンヒドリンが反応し、共役系化合物であるルーヘマン紫 (Ruhemann's purple) という青紫色の色素とアルデヒドが生成する。
ただしプロリンに関しては別で、このアミノ酸は一般の α-アミノ酸と異なり、ニンヒドリン1分子としか反応せず、ルーヘマン紫 (Ruhemann's purple) とは異なる黄色を呈する共役系化合物を生成して反応が終結する。
この反応は多方面に応用されており、ニンヒドリンのアセトン溶液は指紋検出に使われ、また、この反応を用いてスタンフォード・ムーアウィリアム・スタインはタンパク質のアミノ酸を分析している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ニンヒドリン」の詳細全文を読む




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