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ナヌカザメ : ウィキペディア日本語版
ナヌカザメ

ナヌカザメ (七日鮫、) はナヌカザメ属に属するサメの一種。北西太平洋沿岸、水深90-200mの岩礁に生息する。底生の普通種で、最大で1.4mになり、体は太く、大きな口を持つ。背鰭は体の後方に位置する。体色によって他種と区別でき、背面には7本の暗褐色の鞍状模様や斑点がある。かつてはニュージーランドナヌカザメや と同種とされていたことがある。
貪欲な捕食者で、様々な魚類無脊椎動物を食べる。共食いもする。捕食者に対抗するために体を膨らませることができる。卵生で、雌は一度に2個の卵を産む。卵は財布型の卵鞘に包まれ、1年で孵化する。一年中繁殖する。人には無害で飼育しやすい。漁業によって混獲されるが、個体数に影響は見られない。IUCN保全状況を情報不足としている。
== 分類 ==

1903年の''Proceedings of the United States National Museum''において、アメリカの魚類学者デイビッド・スター・ジョーダンw:Henry Weed Fowlerによって、長崎県から得られた98cmの個体の剥製に基づいて記載された。種小名 ''umbratile'' はラテン語の ''umbratilis''(影のある)に由来する〔。
その後、本種の分類については大きな混乱があった〔。1979年にStewart Springerがトラザメ類の再検討を行った際にホロタイプである剥製が見つからなかったために、"形態計測値の差異が決定的でない"ことを理由として''C. umbratile'' は''C. isabellum''(ニュージーランドナヌカザメ)のシノニムとされた〔。Springerの判断に従う専門家もいたが、特に日本では、''C. umbratile'' の名を使い続けることが好まれた〔。本種の分類は、分布域内に''C. umbratile'' と似てはいるが少し小さい別種が存在することでさらに混乱した。この第2の種はレオナルド・コンパーニョによって"pseudo-''umbratile''"として言及されたが、 と同定されている。最近になってホロタイプの剥製が再発見され、2008年に ''Cephaloscyllium umbratile'' は''C. isabellum'' と別種として、Jayna Schaaf-Da SilvaとDavid Ebertによって再記載された〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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