翻訳と辞書
Words near each other
・ ナディーン・ベラスケス
・ ナディーン・ラバキー
・ ナディーン・ヴェラスケス
・ ナディー・カッサパ
・ ナデシコ
・ ナデシコ (曖昧さ回避)
・ ナデシコクラブ
・ ナデシコパ。
・ ナデシコ亜綱
・ ナデシコ型気孔
ナデシコ属
・ ナデシコ形花冠
・ ナデシコ目
・ ナデシコ科
・ ナデシュダ・ブレニッケ
・ ナデジダ
・ ナデジダ (小惑星)
・ ナデジダ・オリザレンコ
・ ナデジダ・クルプスカヤ
・ ナデジダ・クループスカヤ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ナデシコ属 ( リダイレクト:ナデシコ ) : ウィキペディア日本語版
ナデシコ

ナデシコ(なでしこ、撫子、瞿麦)はナデシコ科ナデシコ属の植物カワラナデシコ(学名:)の異名。またナデシコ属の植物の総称。蘧麦(きょばく)。
秋の七草の一つである。などで、「撫でし子」を掛詞にすることが多い〔デジタル大辞泉「なでしこ【×撫子/瞿=麦】」。 〕。
== ナデシコ属 ==
ナデシコ属 () はナデシコ科 (Caryophyllaceae) に属し、北半球の温帯域を中心に約300種が分布する。このうち、ヒメハマナデシコとシナノナデシコは日本固有種(日本にのみ自生)であり、他に日本にはカワラナデシコとハマナデシコが分布する。それらの特徴は次のようなものである。
; カワラナデシコ ()
: カワラナデシコには、ナデシコヤマトナデシコの異名もある。これはセキチク () を古くは唐撫子(カラナデシコ)といったことに対する。ナデシコは古くは常夏(とこなつ)ともいった。これは花期が夏から秋に渡ることにちなむ。
; エゾカワラナデシコ ()
: カワラナデシコの基変種で、本州中部以北の日本を含むユーラシアの中北部に分布する〔『日本の野生植物』 (1999)、p.41〕。
; タカネナデシコ ()
: 高山に分布し、本州中部以北と北海道の高山帯及びヨーロッパ、中国(東北)及び朝鮮に分布する〔。
; ヒメハマナデシコ ()
: 九州、沖縄及び本州と四国の一部に分布する〔。
; ハマナデシコ ()
: 本州以西の日本と中国に分布する。別名フジナデシコ〔。
; シナノナデシコ ()
: 本州中部に分布する。別名ミヤマナデシコ〔。
花の色は紅から淡いピンク色が多いが、園芸品種などでは白色や紅白に咲き分けるものなどもある。
ナデシコ属の園芸品種をダイアンサス (''Dianthus'') ということがあるが、本来はナデシコ属の学名である。また、カーネーション () もナデシコ属である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ナデシコ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dianthus 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.