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ナキウサギ : よみがなを同じくする語

鳴きうさぎ
ナキウサギ : ミニ英和和英辞書
ナキウサギ[なきうさぎ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ナキウサギ : ウィキペディア日本語版
ナキウサギ[なきうさぎ]

ナキウサギ(鳴兎、鳴兔、啼兎、啼兔、英:Pika, rock rabbit, whistling hare)は、ウサギ目(重歯目)ナキウサギ科 Ochotonidae に分類される動物の総称。現生するものは1科1属で、同科には ナキウサギ属 ''Ochotona'' のみが属する。長らく14種とされてきたが、その後の研究により、30種まで増えている。
総じて耳介は小さく、一見ハムスターのような姿だが、(狭義の)ウサギ類の近縁種である。
その名のとおり、高い警戒音でよく鳴く。
属名の Ochotona は、モンゴル語の ogotona または ochodona に由来する。また、英名の Pika はツングース語の piika に由来するため、本来は(ピカ)と読むのが正しいが、そのスペリングから (パイカ)と読まれることが多い。
日本には、北海道キタナキウサギ (''O. hyperborea'', Northern Pika) の亜種、エゾナキウサギ ''O. h. yesoensis'' が棲息する。
== 棲息地 ==
ナキウサギは、アジア北アメリカおよび東ヨーロッパの一部の、寒冷な気候の土地に分布する。多くの種は、隠れ家となる割れ目の多く見られる山地の岩場に棲息するが、自ら単純な巣穴を掘る種もあり、その中のあるものは、開けたステップに棲息する。ユーラシアの山地では、しばしばナキウサギの巣穴にユキスズメ類が巣を作り、両者は同じ巣穴の中で共存する。
考古学者の Donald Grayson が、''Journal of Biogeography'' 誌2006年1月の記事で警告しているところによると、人類の活動と世界的な気候変動により、アメリカのナキウサギの生息域の高度は上昇しつつあり、これによりこの個体群が絶滅に至る可能性もあるという。Grayson はシエラネバダ山脈からロッキー山脈に至る地域の過去4万年にわたるナキウサギの棲息域を調査した。これより早く、''Journal of Mammalogy'' 誌にも、同様の結論を導く記事が掲載されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ナキウサギ」の詳細全文を読む




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