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トレースクラス : ミニ英和和英辞書
トレースクラス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トレースクラス : ウィキペディア日本語版
トレースクラス[ちょうおん]
数学の分野におけるトレースクラス()作用素とは、有限かつ基底の選び方に依らないトレースを定義出来るようなあるコンパクト作用素のことを言う。トレースクラス作用素は、本質的には核作用素と等しいものであるが、多くの研究者は「トレースクラス作用素」の語はヒルベルト空間上の特別な核作用素の場合に対して用い、より一般的なバナッハ空間に対して「核作用素」の語を用いる。
== 定義 ==
行列に対する定義と似ているが、可分ヒルベルト空間 ''H'' 上の有界線型作用素 ''A'' がトレースクラスに属するとは、''H'' のいくつかの(実際には全ての)正規直交基底 ''k'' に対して、正の項の和
:\|A\|_= |A|:=\sum_ \langle (A^
*A)^ \, e_k, e_k \rangle
が有限であることを言う。この場合、和
: A:=\sum_ \langle A e_k, e_k \rangle
絶対収束し、その正規直交基底の選び方に依らない。この値は、''A'' のトレースと呼ばれる。''H'' が有限次元であるなら、すべての作用素はトレースクラスであり、この ''A'' のトレースの定義は、行列に対するトレースの定義と一致する。
''A'' が非負の自己共役作用素であるなら、発散することもあり得る和
:\sum_ \langle A e_k, e_k \rangle
によって、''A'' のトレースを拡張実数として定義することも出来る。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トレースクラス」の詳細全文を読む




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