翻訳と辞書
Words near each other
・ トリツカレ男
・ トリツキくん
・ トリツ族
・ トリティアム
・ トリティウム
・ トリティロドン科
・ トリティロドン類
・ トリテトラコンタン
・ トリテミウス
・ トリテルペノイド
トリテルペノイドサポニン
・ トリテルペン
・ トリテレイリア
・ トリテレン
・ トリテン
・ トリディマイト
・ トリデカナール
・ トリデカン
・ トリデシャス条約
・ トリデシリャス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

トリテルペノイドサポニン : ミニ英和和英辞書
トリテルペノイドサポニン
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


トリテルペノイドサポニン : ウィキペディア日本語版
トリテルペノイドサポニン
トリテルペノイドサポニン(triterpenoid saponin)は、サポニン化合物に分類されるトリテルペン類である。トリテルペン類は4つあるいは5つの環を持つ炭素数30の化合物の一群で、複数の酸素原子により修飾されている。トリテルペン類は、細胞質のメバロン酸経路によって作られる炭素数5のイソプレンユニットが炭素30の化合物へとつながり作られる。コレステロールはトリテルペンの一つの例である。フィトステロールおよびもまたトリテルペンである。トリテルペン類は、特定の構造に応じて約20のグループに分類される。ほ乳類において全てのテルペノイド化合物は生物活性を有しているが、オタネニンジン (''Panax ginseng'') やエゾウコギ (''Eleutherococcus senticosus'') といった植物から発見されたトリテルペン類はアダプトゲン作用を示すことが知られている。アダプトゲン作用を示す植物のほとんどのトリテルペノイド化合物は、トリテルペンユニットに様々な糖分子が付加したサポニン配糖体として発見される。これらの糖は腸内バクテリアによって容易に切断され、アグリコン(つまりトリテルペン)の形で吸収される〔 Robyn Klein ''Masters Thesis Paper, May 2004, Montana State University, Dept Plant Sciences & Plant Pathology: Phylogenetic and phytochemical characteristics of plant species with adaptogenic properties''〕。アグリコンになることによって、これらの分子は細胞膜に挿入し、組成を変え、膜流動性に影響し、多くのリガンドおよび補因子によるシグナル伝達に影響を与える可能性がある。サポニン配糖体は泡立ちによって水の表面張力を低下させ、脂質を分解する。通常、トリテルペンサポニン類は初めて発見された植物の属名に接尾辞 -sideを付けて命名される(例: ginsenoside、astragaloside)。Ginsenoside類やeleutheroside類といった一部はさらに接尾辞 a, a1, b2 などが付く。これは薄層クロマトグラフィーにおけるサポニンのスポットの相対位置(上から下へ)を示している〔。
==強壮効果のあるとされる植物に含まれるトリテルペノイドサポニン==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トリテルペノイドサポニン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.