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トラッポラ : ミニ英和和英辞書
トラッポラ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


トラッポラ : ウィキペディア日本語版
トラッポラ

トラッポラ(Trappola)は、16世紀初頭のヴェネツィアを起源とする歴史的なトリックテイキングゲームである。ヴェネツィアでは早く忘れられたが、おそらく20世紀なかばまで、中央ヨーロッパ各地に普及し、さまざまな形式と、「トラプルカ(Trapulka)・ブルカ(Bulka)・フンデルトシュピール(Hundertspiel)」などのさまざまの名称によって知られていた〔Parlett (1991) によると、トラプルカ・ブルカは17世紀チェコ、フンデルトシュピール(100点ゲーム)は18世紀オーストリア・バイエルン南部での名称。〕。ヴェネツィアのパターンに由来するイタリア式のスートをもつ専用のカードを使っていたが、トラッポラ専用のカードが製造されたという記録は、1944年のプラハのものが最後である。
タロットを除くとポイントトリックゲームとしては最古のゲームであり、トラッポラ専用のカードがあること、カード構成が独特であること、2でトリックを取るとボーナスがつくことなどに特徴がある。
==歴史==
トラッポラとは、英語の「trap(わな)」に対応するイタリア語の単語で、「ねずみ捕り・裏切り・詐欺」などの意味があるが、ペニョーによると派生義として「巧妙さ」、すなわち裏切るものという意味があるという〔 脚注に
"Selon le Dictionnaire de la Crusca, le mot signifie: ''cosa ingennese , insidia , una sorta di rete'', et est la même chose que ''ingannatore'', ''giuntatore'' (trompeur, fripon). D'autres font dériver ce mot de ''trappe'', piége." とある〕。
19世紀のシンガーは、トラッポラについて、おそらくイタリア人の知った最初のゲームであっただろうとしており、同時代の著述者の多くも同様にトラッポラがイタリアで競技されたトリックテイキングゲームとしては最古のものだと考えていた。しかし、トラッポラが最初に文献にあらわれるのは1524年であって〔 〕、これより古いトリックテイキングゲームの存在が現在では知られている。
トラッポラとタロットの関係については議論がある。ガルゾーニはヴォルテラノを権威として引用して、トラッポラを一般的なゲームと呼んでおり、タロットを新しい発明としている〔 -
''Alcuni altri sono giuochi da Taverne come la Mora, le Piastrelle, le Chiave; e le Carti, o communi, o Tarocchi di nuova inventione, secondo il Volterranno.''〕。しかし、ウィリアム・ヒューズ・ウィルシャーによると、トラッポラのカードはヴェネツィアに起源を持ち、タロットカードを改造して切り札と数札4種類を抜いたものだという。パーレットは両者が独立して発達したと推測している〔Parlett (1991) p.249〕。
トラッポラはカルダーノの『さいころあそびについて』(Liber de ludo aleae、1564の著作)に16世紀ヴェネツィアで普及していたゲームとして記述されている。16世紀初頭にはヴェネツィアで大変流行していたゲームだったが、どういうわけか16世紀の終わりには魅力を失ってしまったようであり、流行はおそらく軍隊の移動にともなって北方に移動した。
17世紀から19世紀にかけて、トラッポラはニュルンベルクライプツィヒからグラーツブダペストに至る広大な地域で流行していたことが明らかである。
純粋なトラッポラ、おそらくトラッポラの仲間の最後の生きのこりは、ストフカフラ(Stovkahra)またはブルチコ(Brčko)と呼ばれるゲームで、ルーマニア領のバナト地方にあるシュミツェ村(Šumice)でわずかな人々によって競技されている〔pagat.com の説明によると、シュミツェはチェコ系の住民が住む人口500人の小さな村。ストフカフラとはチェコ語で「100点ゲーム」という意味である。専用のカードではなく、ドイツタイプの32枚のカードを使っている〕。トラッポラの変種であるシュパーディ(Špády)やシェスタドヴァツェト(Šestadvacet)は20世紀までチェコで競技されていた〔Parlett (1991) によると、シュパーディは剣(スート名)、シェスタドヴァツェトは26という意味。ただし、古いトラッポラとは異なり、シュパーディは(フンデルトシュピールも)4人用で切り札のあるゲームに変化している〕。トリックを取らないようにするコテッチョ(Coteccio)という名前は、イタリアではマイナスの点数のあるさまざまなポイントトリックゲームに使われているが、おそらく今も行われているトラッポラにもっとも近い親戚であり、トリエステで競技されていることが報告されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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