翻訳と辞書
Words near each other
・ トヨタ・TF101
・ トヨタ・TF102
・ トヨタ・TF103
・ トヨタ・TF104
・ トヨタ・TF105
・ トヨタ・TF106
・ トヨタ・TF107
・ トヨタ・TF108
・ トヨタ・TF109
・ トヨタ・TF110
トヨタ・TNGA
・ トヨタ・TRエンジン
・ トヨタ・TS010
・ トヨタ・TS020 GT-One
・ トヨタ・TS030 HYBRID
・ トヨタ・TS040 HYBRID
・ トヨタ・TS050 HYBRID
・ トヨタ・TZエンジン
・ トヨタ・T型エンジン
・ トヨタ・URエンジン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

トヨタ・TNGA : ウィキペディア日本語版
トヨタ・TNGA
TNGA(Toyota New Global Architecture、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)とは、トヨタ自動車が開発した、プラットフォームを基幹とした、商品力の飛躍的向上と原価低減を同時に達成する為の車両作りの方針〔TNGAはプラットフォーム本体やアーキテクチャーの名称ではない。〕である。
== 概要 ==
「乗り降りや運転のしやすさ」を最優先課題とした上で、「車の低重心化」「各部品の低配置化」「乗車時のベストな姿勢の確保」「流麗なデザイン」など46項目にわたって徹底的に追求し、従来、セグメントごとに設計・開発・製造していたプラットフォームを、複数のプラットフォームに共通したモジュールとして増加させることで、コンポーネントを共有化し、プラットフォームごとの台数を増やすことが出来るシステムとして開発された。
TNGAが創られた背景には、現在まで膨大な数になったプラットフォームにあった。床の高さやホイールベース・サスペンション形式・駆動方式・ハイブリッドの有無といった違いによって、プラットホームの総数は膨大な数に上る。また、エンジンを見ても10以上の基本形式があり、排気量や各国の規制対応・駆動方式などにより、品番数は3ケタに達し、結果開発費も膨大になってしまった。そこで、「売るためではなく」「お客様のために、お客様目線に立ったクルマを創る」ことの原点に立ち返るべく、開発体制と車づくりの方向性の大改革をオールトヨタ一丸となって取り組むことになった。
基本的な設計思想としては、フォルクスワーゲンの「MQB(モジュラー・トランスバース・マトリックス)〔本来、MQBとはドイツ語でモジュールキットを意味するModulare Quer Baukastenの頭文字をとったもの。〕」やボルボの「SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ)」、ルノー日産アライアンスの「CMF(コモン・モジュール・ファミリー)」とほぼ同じであるが、他グループのようにプラットフォーム単位ではなく、総合的に判断して分ける点が少々異なる。
尚、TNGAは2015年12月発表のプリウスを皮切りに、順次、トヨタの各車種に採用される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トヨタ・TNGA」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.