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トマホーク : ミニ英和和英辞書
トマホーク[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トマホーク : ウィキペディア日本語版
トマホーク[ちょうおん]

トマホーク(Tomahawk)は、北アメリカインディアンが使う。もともとは北米大陸への入植・開発のために白人ヨーロッパから大量に輸入した斧を、現地の入植者やインディアンが改良した物。
刃先が反っている小型の斧であり、汎用目的に使われるものである。狩猟のほかにも、日常の中で幅広く利用されている。武器として使われることもあり、で持って使用する。
原則として、製である。柄の長さは30-50cm程度である。刃は製ではあるが、これは、鉄器を使用するヨーロッパ文明との接触以降のことである。それまではそれとよく似た石斧棍棒ガンストッククラブ」を用いていた。中にはタバコを吸うためのパイプと組み合わせた物もある。
1960年代のインディアン権利回復運動「レッド・パワー」では、黒人たちが「白人にこびへつらう黒人」を「アンクル・トム」と呼んだのを受け、インディアンたちは「白人にこびへつらうインディアン」を「アンクル・トマホーク」と呼んだ。
== 軍用トマホーク ==

インディアンから戦技や戦術を学んだ白人も、よくトマホークを用いており、ピーター・ラガーナが新しいトマホークを開発した〔ディスカバリーチャンネル映像ドキュメント「ミリタリー大百科:アメリカ陸軍レンジャー大百科」〕。もともと雑事用の手斧であるから、普段の野外活動でも便利で、白兵戦では信頼性のある武器になった。近現代でも、スチール製の多目的トマホークが民間工房から供給されており、ジャングル戦の多いベトナム戦争などで実戦に使用された。現在のアメリカ陸軍では、強化プラスチック製の合成素材でできたトマホークが正式採用されており、イラク戦争などで使用され続けている。
トマホークのおかげで命が救われたエピソードがある。イラク戦争で、兵士が小さな小屋を発見し、を叩いても返事は無し、戸を蹴破って突入すると、敵が目の前に現れた。兵士は咄嗟にトマホークを取り出し、敵の頭を叩き割り、助かったという。斧はナイフより殺傷力が高いうえ、簡単な土木作業など多目的に使えることから、携行する道具の量を減らせて機敏に活動できるとされる。
アメリカ、トマホーク社の"VTAC"(Vietnam Tactical Tomahawk)はアフガニスタンで使用され、CQCの武器としてだけでなく非爆発性物質の破壊、障害物除去、扉の破壊開閉、IED除去などに用いられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トマホーク」の詳細全文を読む




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