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デーヴィー・マーハートミャ : ミニ英和和英辞書
デーヴィー・マーハートミャ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

デーヴィー・マーハートミャ : ウィキペディア日本語版
デーヴィー・マーハートミャ[ちょうおん]

デーヴィー・マーハートミャ(デーヴィー・マーハートミャムとも呼ぶ。サンスクリット語で、''devīmāhātmya(m), देवीमाहात्म्यम्'', 「神の栄光」の意)は、マヒシャースラを倒すまでの女神ドゥルガーの栄光を綴ったヒンドゥー教の書物である。
プラーナ文献である聖典『マールカンデーヤ・プラーナ』の一部であり、紀元400年-500年頃にサンスクリット語で記された書物である。リシ(詩聖)であるが原作者であるとされている。
『デーヴィー・マーハートミャ』は、ドゥルガー・サプタシャティー(दुर्गासप्तशती)、単にサプタシャティー、チャンディー(चण्डी)、チャンディー・パータ(चण्डीपाठः)などとも呼ばれ(パータは暗唱文の意)、信仰の書物とされてきた。700の韻文から構成され(サプターシャタ ''sapta-shata'' は7-100の意)、13章に分けられている。また、ヒンドゥー教の分派であるシャクティ教では非常に重要な聖典とされ〔Narayanan, Renuka, "To Devi, who abides in all beings as strength...', Hindustan Times , October 13, 2007.
Refers to the ''Devimahatmyam'' as the "Shakta Bible"〕、『デーヴィー・マーハートミャ』が信仰の中心となっている。
『デーヴィー・マーハートミャ』は、紀元前9世紀頃〔
〕に存在していた女神信仰とヴェーダの英雄物語を統合することで、女性的な原理に聖性を与えようとしたものだと考えられる。以前存在していたアーリア人とそれ以外の母なる女神達の数々の神話を統合し、一つの語り口〔
*Swami Jagadiswarananda, Devi Māhātmyam. p vi〕で技巧的に表現している。単に、従来の男の神々を侵食する権威主義的な神々の次元を越え、力そのものであるシャクティとして女神達を捉え直したことは、ヒンドゥー教の神話に於ける変移の中でも重要な意味を持つ。
==語源==
サンスクリット語で、''māhātmya-''は、「寛大、高貴なる気質、威厳」といった意味合いを持ち、''māha-ātman-''(「偉大なる魂」の意)の中性抽象名詞である。従って文法的に訳せば、タイトルである「デーヴィー・マーハートミャ」は、Tatpurushaとしての複合語であるから、「女神の寛大さ」という意味になる。
700の韻文から構成されるが故に、サプタシャティとも呼ばれるが、これは厳格には韻文ではない行も一文と数えた上での数字である。しかし、サプタティと呼ばれる様になった他の説には、7(''Sapta'')人のサティである女神(=マートリカー)が活躍する物語であることからだ、というものがある。
チャンディーまたはチャンディカーという呼び方は、『デーヴィー・マーハートミャ』内に出てくる最高女神の名に起因するものである。形容詞''Canda''(恐怖の、暴力的、冷酷な、といった意)が転じて、チャンディカー(''Candika'')とは「激しく怒る者」という意味になる〔Coburn, Thomas B., Devī Māhātmya. p 95〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「デーヴィー・マーハートミャ」の詳細全文を読む




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