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ディジー・ディーン : ミニ英和和英辞書
ディジー・ディーン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ディジー・ディーン : ウィキペディア日本語版
ディジー・ディーン[ちょうおん]

ディジー・ディーンJay Hanna "Dizzy" Dean, 1910年1月16日 - 1974年7月17日)は、1930年代に活躍したアメリカメジャーリーグの野球選手。ポジションは投手アーカンソー州ルーカス生まれ。右投げ右打ち。「ガスハウス・ギャング」と呼ばれた1930年代カージナルスのエースで、ナショナルリーグにおける最後の30勝投手である。
== 経歴 ==
セントルイス・カージナルスに入団、2年後のに本格的なデビューを果たす。ディーンは持ち前の剛速球で、この年18勝15敗、リーグ最多の191の三振を奪う活躍をした。翌年のには20勝18敗、更にには50試合に登板して30勝の大台を達成した。なお、ナショナルリーグではディーン以後30勝を達成した投手はおらず、この後30勝以上を達成したのはのデトロイト・タイガースデニー・マクレインが挙げた31勝のみで、以後現在まで現れていない。このシーズン前に同じチームに在籍していた弟のポール・ディーンと「2人で45勝する」と大口を叩いたが、ポールは19勝を記録したので、2人合わせて49勝に達した。デトロイト・タイガースとのワールドシリーズでは3試合に登板して2勝を挙げる大活躍で、この年のMVPに選ばれた。なおこのワールドシリーズでは、ディーンは第4戦に代走として出場、併殺を阻止しようとして送球する内野手の前に立ちはだかり、頭にボールを受けて昏倒した。普段からビッグマウスで知られていたので、頭を狙って送球したのでは、との噂も飛び交った〔。ディーンは翌も190の奪三振を奪い、1932年から4年連続でリーグの最多奪三振投手になっている。
しかし、に出場したオールスターゲームクリーブランド・インディアンスの強打者アール・アベリルと対戦、アベリルの放った強烈なライナーを受けて足の親指を骨折してしまう。ディーンは足の痛みをかばうように投球フォームを変えて投げ続けようとしたが、そのために右腕の故障を招いてしまい、それまでの剛速球が投げられなくなってしまった。この年の登板数はそれまでの約半分の27試合にとどまり(13勝10敗)、翌、1対3のトレードシカゴ・カブスに移籍した。カブス移籍後は登板数はがっくりと減り。のシーズンを最後に現役を引退するが、まだ31歳だった。
引退後はラジオ放送のスポーツ解説者となり、彼の機知に富んだしゃべりは人気を博したが、毒舌と共に汚い言葉も使用したために抗議の手紙も殺到したとも言われている〔。セントルイス・ブラウンズの中継放送を担当していた1947年に、突如1試合だけブラウンズの投手として現役復帰する。これは試合中継の最中に、あまりに不甲斐ないブラウンズ投手陣に対し「俺が投げた方がマシだ」と口走ってしまったことがきっかけだった。この登板では4回を投げて被安打3、無失点に抑えている。
1953年に記者投票によりアメリカ野球殿堂入り選手に選出された。1974年に心臓発作のためネバダ州にて死去。1970年代になってから、およそ300ポンド(約136kg)にまで体重が急増していたそうである。なおスポーツキャスターとしての功績も評価され、2006年にはフォード・フリック賞の候補に名前が挙がった。カージナルスは、その訃報とともに同年、ディーンの背番号『17』を永久欠番に指定している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ディジー・ディーン」の詳細全文を読む




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