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テーバイのクラテス : ミニ英和和英辞書
テーバイのクラテス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

テーバイのクラテス : ウィキペディア日本語版
テーバイのクラテス[ちょうおん]

テーバイのクラテス(, 英語:Crates of Thebes, 生没年未詳)は、紀元前325年頃が全盛のキュニコス派哲学者。クラテスはアテナイの通りで貧困の生活を送るべく、自分の財産を投げ捨てた。同じ生き方をしたヒッパルキアと結婚した。アテナイの人々からは尊敬され、ストア派の創設者キティオンのゼノンの師としても知られている。クラテスの教えの断片のうち現存する者がいくつかあり、その中には理想的なキュニコス派国家を記したものも含まれる。
== 生涯 ==
クラテスはテーバイで生まれた。生年ははっきりしない。ディオゲネス・ラエルティオスは、その全盛は紀元前328年から紀元前325年の間(第113オリンピアード)としている〔ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』iv.85-93〕。
アスコンダスの子で、莫大な財産を相続したが、アテナイでキュニコス派的な貧困の生活を送るべく、その財産を投げ捨てたと言われている。そのことについてはさまざまな逸話がある。たとえば、ある悲劇で乞食王テレポスのことを知ったことが、自分の財産をテーバイ市民に与えるきっかけになった〔。あるいは、もし息子が哲学者にならないのなら金は息子に、哲学者になるのなら金を貧しい人々に分配するという条件で両替商の手にお金を預けた〔、などである。
クラテスはアテナイに移り住み、その地の言い伝えではシノペのディオゲネスの弟子になったと言われる一方で、アカイアのブリュソンBryson of Achaea)〔、もしくはスティルポン(スティルポーン)〔セネカ『書簡集』10. 1.〕の弟子だったという説もある。クラテスは明るく質素な生活を送った。現存していないがクラテスの伝記を書いたプルタルコスは、クラテスの人物像を次のように書いている。
クラテスは足が不自由で肩には瘤があったと言われている〔Julian, ''Orations'', 6.201b.〕 。クラテスのあだ名は「(扉を開ける人)」で、その由来は、クラテスがどこの家に入ろうと、その家の人々は快く礼をもって歓迎したからである〔プルタルコス『Symposiacs』2.1.〕。
クラテスは、弟子の一人メトロクレスMetrocles)の姉妹だったマローネイアヒッパルキアに見初められた。ヒッパルキアはクラテスとその生き方・教えに恋し、クラテスに似たやり方で、裕福な育ちを捨て、クラテスと結婚した。この結婚は両者の尊敬と平等に基づいていたため、古代では珍しいことだった。ヒッパルキアがどこでもクラテスと一緒だったという逸話が言及されているのも、立派な女性はそのようなことはしなかったからである。二人の間には少なくとも二人の子供がいた、娘と、パシクレスという名前の息子である。クラテスが息子を売春宿を連れて行き、セックスの手ほどきをし、娘には求婚者との一ヶ月の試験結婚を許したとも言われている〔。
クラテスは4世紀の末にキティオンのゼノンの師で〔ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』vii.2〕、ゼノンがストア派哲学を発展させるうえでクラテスから多大な影響を受けたことは疑いないだろう。ゼノンは常にクラテスを尊敬していた。おそらく今に伝わるクラテスの哲学の多くは、ゼノンの著作を通じてだろう。
パレロンのデメトリオスがテーバイに追放された紀元前307年に、クラテスもテーバイにいた〔。クラテスの没年についてははっきりしない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「テーバイのクラテス」の詳細全文を読む




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