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テンペル・タットル彗星 : ミニ英和和英辞書
テンペル・タットル彗星[てんぺるたっとるすいせい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

テン : [てん]
 【名詞】 1. 10 2. ten 3. (P), (n) 10/ten
彗星 : [ほうきぼし, すいせい]
 (n) comet
: [ほし]
 【名詞】 1. star 

テンペル・タットル彗星 : ウィキペディア日本語版
テンペル・タットル彗星[てんぺるたっとるすいせい]

テンペル・タットル彗星(‐すいせい、55P/Tempel-Tuttle)は、1865年12月19日から翌年にかけエルンスト・テンペルホレース・タットルが発見した、周期33年の周期彗星である。しし座流星群母天体として知られる。
なお、ペルセウス座流星群の母天体であるスイフト・タットル彗星とは、発見者の一人(タットル)が共通している以外に関係はない。
== 発見 ==
テンペル・タットル彗星は、1865年12月19日フランスマルセイユ天文学者エルンスト・テンペルが発見し、翌1866年1月6日アメリカハーバード大学天文台のホレース・タットルが独立に発見した。1月11日近日点を通過し、5等級まで明るくなった。しかし、1899年ごろに予想された次の回帰は観測されず、行方不明になっていた。
いっぽう、発見の数年後、イギリスジョン・ハインドが、868年1366年の彗星がテンペル・タットル彗星かもしれないと示唆していた。1933年日本神田茂は、詳しい分析をおこない、868年の彗星は無関係だが、中国で観測された1366年の彗星はテンペル・タットル彗星だと結論した。1965年ドイツ天文計算局ヨアヒム・シュバルトは、過去500年にわたる軌道計算をおこない、1366年の彗星だけでなく、ドイツのゴットフリート・キルヒが観測した1699年の彗星もテンペル・タットル彗星だと証明した。
こうして得られた3回の回帰のデータをもとに再び軌道計算した結果、彗星は1965年に回帰していたはずだと予言された。実際に、1965年6月30日南アフリカのベスターが撮影した写真に、テンペル・タットル彗星が写っていた。このときの光度はわずか16等級だった。
1998年の回帰は、あらかじめ正確に予想されていた最初の回帰である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「テンペル・タットル彗星」の詳細全文を読む




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