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テンポイント : よみがなを同じくする語

10-POINT
テンポイント : ミニ英和和英辞書
テンポイント[てんぽいんと]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

テン : [てん]
 【名詞】 1. 10 2. ten 3. (P), (n) 10/ten

テンポイント : ウィキペディア日本語版
テンポイント[てんぽいんと]

テンポイントは、日本中央競馬会に登録されていた競走馬である。トウショウボーイグリーングラスを加えた3頭はTTG総称される。
1975年8月に競走馬としてデビュー。関西のクラシック候補として注目を集め、額の流星〔馬の顔面にある細長い白斑。〕と栗毛の馬体の美しさから「流星の貴公子」と呼ばれた。クラシックでは無冠に終わったが、5歳時に天皇賞(春)有馬記念第22回有馬記念)を優勝した。後者のレースでトウショウボーイと繰り広げたマッチレース(2頭にグリーングラスを加えたTTG三つ巴の戦いとして取り上げられることもある)は競馬史に残る名勝負のひとつといわれる。1978年1月に国外遠征に向けての壮行レース(第25回日本経済新春杯)中に骨折し、43日間におよぶ治療の末に死亡した。
1975年度優駿賞最優秀3歳牡馬、1977年度年度代表馬および最優秀5歳以上牡馬。1990年に中央競馬顕彰馬に選出。主戦騎手鹿戸明
''※馬齢は旧表記に統一する。''
== 生涯 ==

=== 誕生・デビュー前 ===
テンポイントは1973年4月に北海道早来町吉田牧場で生まれた。父のコントライトは吉田牧場が日本へ輸入しシンジケートを組んだ種牡馬で、母のワカクモ桜花賞優勝馬であった。吉田牧場の吉田重雄は、この交配には「当時海のものとも山のものともわからないコントライトという種馬を、僕が中心になりシンジケートをつくって入れたんで、これを成功させなくちゃならない。そのためには、いい肌馬を当てて、いい子馬を生んでもらわなくては」という思惑があったと述べている〔渡辺1999、245頁。〕。吉田牧場の吉田晴雄によると、生まれたばかりのテンポイントはどっしりとして「文句なしの特級」といえる体つきをしていた〔山田1998、45頁。〕。テンポイントはまもなく馬主の高田久成によって1500万円で購入され〔山田1998、40-41頁。〕、栗東トレーニングセンターにある小川佐助厩舎で管理されることが決まった。購入前に吉田牧場で見たテンポイントについて小川は、身体全体がバネ仕掛けで動くような動きをしていたと述べている〔『優駿』1978年4月号、11頁。〕。
吉田牧場の関係者によると、幼少期のテンポイントは精神・知能の面では人に逆らわない利口さをもち、常にワカクモに付いて回る甘え性でもあった〔平岡2005、46頁。〕〔山田1998、24頁。〕。身体面では追い運動(馬に騎乗した人が仔馬を追いたてることでさせる運動)をさせた時の走りが非常に速かった反面ひ弱さを抱え、2歳時に前脚の膝の骨を痛めるなどあまり丈夫ではなかった〔平岡2005、47頁。〕〔山田1998、42頁。〕。幼少期のテンポイントには栄養補給のためミルクが与えられた。テンポイントはこれを好んで飲み、後に1978年の闘病中には吉田牧場の勧めで毎日牛乳が与えられた〔サラブレッド101頭の死に方、140頁。〕〔山田1998、23-24、96頁。〕〔平岡2005、196頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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