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テオルボ : ウィキペディア日本語版
テオルボ

テオルボ(、、)は、リュート族の撥弦楽器。16世紀末に現れ、バロック末期まで通奏低音楽器およびソロ楽器として幅広く使用された。同様の楽器でキタローネ()と呼称されるものもある。
== 構造 ==
この時代の楽器は現代の楽器のように標準化されていないので、テオルボと呼称される楽器でも大きさや形状が様々異なるオリジナル楽器が知られている。ここでは、テオルボと呼ばれる楽器の一般的な特徴を叙述する。
胴体(ボディ)はリュート同様、洋梨を半分に割ったような後ろ側が丸い形状を持っており、そこに長いネックが取り付けられている。ボディーは、通常のリュートよりも大きく、ネックの長さは1メートル前後のものが多い。通常のリュート同様、指板が取り付けられる部分に更に拡張ネックと呼ばれる竿状の長いネックを取り付けている。弦はルネサンスリュート等とは違い通常単弦(1コース1弦)である。指板のあるネック部分にとり付けられている弦をストップ弦 (stopped string)〔stopped string の stop は「指で押さえる」の意であるから、「指で押さえられる弦」という意味である。〕、竿状の長いネックに取り付けられた弦を拡張バス弦 (extended bass string) 等と呼ぶ。ストップ弦は、リュートやギター等と同様、指板に押し付けて音程を変化させ演奏するが、拡張バス弦は専ら開放弦で用いる。ストップ弦は長さ70から90センチ・メートル程度、拡張バス弦は長さ150から170センチ・メートル程度のものが多い。テオルボは14コース(すなわち14弦)の楽器が最も一般的であるが、14本の弦のストップ弦と拡張バス弦への振り分けは様々であるが、(ストップ弦)+(拡張バス弦)が6+8、7+7のものが多い。調弦法は歴史上様々なものが知られているが、1コースがAから始まる下記のような調弦が最も一般的である。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「テオルボ」の詳細全文を読む




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