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チョロQ : ミニ英和和英辞書
チョロQ[ちょろきゅー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


チョロQ : ウィキペディア日本語版
チョロQ[ちょろきゅー]

チョロQ(チョロキュー)は、タカラタカラトミーの前身の一つ)製のミニカーの一種。3 - 4cm四方程度の大きさで、主にぜんまいばねで駆動する。名前の由来はチョロチョロ走るキュート(綴りは ''cute'' だが、語調 () からQに引っ掛け)な車から来ている。
== 概要 ==
この玩具は、プラスチック製の寸詰まりにデフォルメされた自動車玩具として発売された。動力部には当時の新素材であるエンジニアリングプラスチックを利用し、小型軽量で特筆すべきダッシュ力を発揮する。また車体後部のプレート部分に10円玉を差し込むことで後輪に重心がかかりウイリー走行ができる(ただし、シャーシの後端を路面に当てて走るので、長くウイリー走行を繰り返すとシャーシの後端が削れるため要注意)。
前身となる「豆ダッシュ」開発時は、ミニカーは自動車玩具の定番として人気を博しており、タカラもミニカーのシリーズ開発に乗り出し、他社製品との差別化のために動力を搭載することとなった。当時は動力を搭載したミニカーは少なく、あっても電動式モーター内蔵であったため、小さな車体で且つ低年齢の子供でも遊びやすいようにとの配慮〔、および省エネルギーを考慮して、ゼンマイ動力が考案された。
またディフォルメされた車体は、当時の自動車雑誌の読者投稿イラストでの車の絵が、現実的なものよりも車の特徴をディフォルメしたものが多かったことがヒントになった〔〔。結果的にディフォルメした寸詰まりの車体とゼンマイ動力という組合せは直進安定性を欠き、従来の考えだと自動車玩具として欠点を孕むこととなったが、タカラは敢えてこれを、後のネーミングのように「チョロチョロ走ってどこへ行くかわからなくて面白い」と特徴として押し出した〔。前述のウィリー走行も、重りを乗せて直進性を悪くするという考えから生まれたものである〔。開発時はタカラ社内での評判は芳しくなかったが、街の人々に試作品を見せたところ、高校生グループから大好評を得たことで、全国販売が踏み切られた〔。
価格的には1970年代末当時の児童が購入し易い安価な製品であり、その小ささと走行力で人気を博し、タカラの主力商品シリーズにもなった。プルバック式ゼンマイで走る。形態は上手くデフォルメしてあり、丸っこく愛嬌がある。また、改造の余地が大きいことも人気に繋がった。一例として和歌山県田辺市の玩具店である米倉人形店は、以前からロボットやレーシングカーの改造コンテストを行なっていたことから、チョロQの改造を呼びかけてもらったところ大好評を得、これが全国キャンペーンに繋がり、1年間で1000万個を売り上げるほどの大ブームとなった〔。2000年代に入っても小学生低学年層を中心に人気があり、歴代シリーズを収集しているマニアも存在する。
タカラトミーは、毎年9月9日9Q(キュー)の語呂合わせで「チョロQの日」と制定している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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