翻訳と辞書
Words near each other
・ チマルテナンゴ県
・ チマルワカン
・ チマローザ
・ チマ・サンチュ
・ チマ・チョゴリ
・ チマーゼ
・ チマーラ
・ チミケップ湖
・ チミケップ湖 (小惑星)
・ チミショアラ
チミジル酸
・ チミジル酸-5'-ホスファターゼ
・ チミジル酸キナーゼ
・ チミジル酸シンターゼ (FAD)
・ チミジル酸シンターゼ(FAD)
・ チミジン
・ チミジンキナーゼ
・ チミジン一リン酸
・ チミジン三リン酸
・ チミジン二リン酸


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

チミジル酸 : ミニ英和和英辞書
チミジル酸[ちみじるさん]
thymidylic acid
===========================
: [さん]
 【名詞】 1. acid 
チミジル酸 : ウィキペディア日本語版
チミジル酸[ちみじるさん]

チミジル酸(チミジルさん、thymidylic acid)は、デオキシリボヌクレオシド構造を持つ有機化合物の一種である。チミジン一リン酸 (thymidine monophosphate) とも呼ばれ、dTMP〔TMPはよくある間違いである。Abbreviations and Symbols for Nucleic Acids, Polynucleotides and their Constituents N-1.1 〕 と略される。dTMPはチミンデオキシ糖の 2-デオキシリボース、1つのリン酸より構成されており、リン酸とチミジンヌクレオシドとの間でリン酸エステルが形成されている。リン酸エステルの位置により、3'-体、5'-体が知られる。番号を省略して単にチミジル酸といった場合は、通常 5'-体を指すことが多い。3'-体の場合はナンバリングを添える。
5'-チミジル酸は、DNA の部分構造となっている。
==DNA合成との関連==
デオキシウリジン一リン酸5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸は、チミジル酸シンターゼ (FAD)によりメチル化されたチミジル酸(dTMP)とテトラヒドロ葉酸を生成する。
(反応式)
5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸 + デオキシウリジン一リン酸(dUMP) + FADH2 \rightleftharpoons チミジル酸(dTMP) + テトラヒドロ葉酸 + FAD
なお、DNAの合成は、dUMP(デオキシウリジン一リン酸)-dTMP(チミジル酸)-dTDP(チミジン二リン酸)-dTTP(チミジン三リン酸)と進み〔血液検査-巨赤芽球性貧血 1999/03/10の講義 中国労災病院中央検査部 〕、リン酸2分子分のピロリン酸が遊離して、チミジル酸に相当する部分がDNA鎖のデオキシリボースの3'位に結合することで、アデニングアニンシトシンチミンと4種類あるDNA塩基のうちのチミンが完成する。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「チミジル酸」の詳細全文を読む

チミジル酸 : 部分一致検索
チミジル酸 [ ちみじるさん ]

===========================
「 チミジル酸 」を含む部分一致用語の検索リンク( 2 件 )
チミジル酸
チミジル酸キナーゼ



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.